1: 2025/07/17(木) 00:13:17.77 ID:R3kfBexF9 TOTOは、便の硬さや量を計測できる家庭向けの便器を8月に発売する。便器内のスキャナーで便を計測し、専用のスマートフォンアプリで日々の便の状態を管理できる。こうした便器は国内初という。トイレで自分の便の様子を気にする利用者が多い点に着目して開発し、健康に関心の高い層に販路を広げたい考えだ。 便器内の温水洗浄ノズルの隣に読み取り機を設置した。バーコードの読み取りと同じ原理で、落ちてくる便に光を当てて計測する。便座に座ると読み取り端末のふたが開いて起動し、便の計測後に専用のアプリへ自動でデータを送る。 便は粒状やバナナ状、液状、表面のごつごつ具合などで形や硬さを七つに分類。さらに黄土系、茶系、こげ茶系の3色に色分けして記録し、量も多、中、少に分類する。こうした情報をアプリに表示し、カレンダーで便の回数や状態を管理できるほか、便の状況に応じて生活面のアドバイスも表示する。 TOTOのアンケート調査では、排せつ後に便の状態を確認する人が76%に上る一方、それをデジタルで記録する人は6%にとどまっていた。1980年に温水洗浄便座「ウォシュレット」を発売したTOTOは、清潔さや快適さ、節水などの機能を向上させてきたが、近年は「健康」に着目して商品を開発している。 温水洗浄便座の高級機種「ネオレスト」シリーズの「LS―W」(54万2300円~)と「AS―W」(49万3900円~)に搭載し、8月1日に発売する。発売3年目に年間7300台の販売を目指す。【久野洋】 7/16(水) 21:05配信 毎日新聞 便の模型を計測するTOTOの「便スキャン」機能付き便器=福岡市博多区で2025年7月16日午後1時34分、久野洋撮影…