1: 匿名 2026/08/12(水) 00:41:06 読売新聞「お泊まりの方は朝まで明かりを消してください」午前2時に神を迎える、600年続く真夜中の神事は断絶の危機に立つ…この手で終わらせる?「住民ほぼ全員が氏子」の地域が選ぶ未来は【読売新聞】 「お泊まりの方は、午後11時から午前5時まで明かりを消してください」――。5月に訪れた松江市・美保関のホテルのカウンターには、そんな注意書きが貼られていた。節電か施設メンテナンスのための消灯かと思いきや、違った。この地「お泊まりの方は、午後11時から午前5時まで明かりを消してください」――。5月に訪れた松江市・美保関のホテルのカウンターには、そんな注意書きが貼られていた。この地で600年続くという「神迎神事」が深夜に行われるからだという。だが、その神事は今年、大きな転機を迎えていた。執行役の氏子がいなくなったのだ。祭りを担うのは、氏子代表の「当屋」やその経験者の「頭人」ら。彼らは「修行」と呼ばれる1年間、厳しいしきたりが課せられる。えびす神が嫌う鶏肉・鶏卵は食すべからず。けんかをしてはならない。そもそも怒ってはならない。人が多く集まるところに行ってはならない。髪を切ってはならない。家族からも「神主さん」と呼ばれ、食事は白木の台に載せて専用の膳と箸を使い、一人で食べる。風呂も一番風呂に限られる。そして、祭りに臨むまで、「日参」と呼ばれる修行を毎晩、欠かさずに行う。人のいない深夜、多くは 丑三つ時(午前2時)頃、紋付き袴と 下駄を身に着け、海で身体を清めてから美保神社を含む6社を巡り、祈りをささげる。誰か人に見られると、やり直し。祈りのための唱え言は修行を終えたら忘れるものとする。「希望者を公募したら」「移住者に協力を頼んでは」――。別の上官は、存続を願う住民らの要望を受け、対応に奔走してきた。だが、多くの課題で意見はまとまらず、伝統をつなぐ難しさに直面している。「自分も修行で苦労したからこそ、今、苦労をしている人を支えたいと思うんだ」と話すのは、今年の神事に出なかった上官の男性だ。当屋や頭人を欠けば神事は成り立たないと考え、「仮の頭人」で行われた神事に、出席する気にはなれなかったという。▼神事の様子…