
1: 名無し@サポーター 2025/05/18(日) 02:32:24.76現地時間17日、イングランド・FAカップは決勝戦が行われ、鎌田大地の所属するクリスタル・パレスはウェンブリー・スタジアムでマンチェスター・シティと対戦した。1861年の創設以来、初のタイトル獲得まであと1勝に迫ったクリスタル・パレスは、鎌田が先発出場。9年ぶり3度目の決勝で悲願の優勝を目指すクリスタル・パレスの前に立ちはだかる2年前の王者シティも、負ければ無冠が確定する重要な一戦でハーランド、マーモウシュを前線に並べ、左にドク、右にサビーニョが入った。立ち上がりからボールを保持してペースを握るシティは6分、デ・ブライネの右クロスを、ファーポストのハーランドがジャンピングボレーで合わせる。しかし、これはGKヘンダーソンが反応してCKへと逃れた。さらに12分、左CKをグヴァルディオルが頭で合わせるも、再びGKヘンダーソンが横っ飛びではじき出す。守勢の続くクリスタル・パレスだが、カウンターの鋭さは健在。16分、マテタの落としを受けた鎌田がリターンし、マテタが右に展開。駆け上がったムニョスがペナルティーエリア右から折り返したボールをゴール前に走り込んできたエゼがダイレクトでゴール左へと流し込み、クリスタル・パレスが先制する。先制を許したシティもすぐに反撃。33分、エリア内右で縦に仕掛けたベルナルド・シルバをミッチェルがスライディングで倒してしまいPK。このPKをハーランドからボールを渡されたマーモウシュが蹴るが、ゴール左へのシュートはGKヘンダーソンがはじき、こぼれ球をハーランドが折り返すもヘンダーソンが飛び出してしっかりとキャッチした。さらに43分には、左サイドからカットインしたドクがエリア内左に侵入して右足で狙うも、GKヘンダーソンが素晴らしい反応ではじき、こぼれ球もDFが必死にクリア。シティはヘンダーソンの牙城を崩すことができないまま、1点ビハインドで試合を折り返した。後半は1点を追うシティが猛攻を仕掛け、クリスタル・パレスは我慢の時間帯が続く。56分には左サイドからカットインしたドクがエリア内左にスルーパス。B・シウバが抜け出すが、ここは鎌田が戻ってブロックし、CKへと逃れた。前半同様にカウンターを狙うクリスタル・パレスは59分、右サイドからのロングスローがゴール前でこぼれ球となり、ムニョスがボレーで押し込む。一度はGKオルテガが防ぐが、こぼれ球をムニョスが押し込んでクリスタル・パレスが追加点を挙げる。しかし、最初のボレーの時点でオフサイドポジションにいた7に当たってコースが変わっており、ゴールは取り消しとなった。68分、右CKのクリアボールをペナルティーエリア手前で拾った鎌田が胸トラップからボレーで狙うが、これは枠を捉えることができなかった。追いつきたいシティは76分、マーモウシュとサビーニョを下げてフォーデンとエチェベリを投入。一方のクリスタル・パレスもマテタに代えてエンケティアを投入する。すると82分、カウンターからペナルティーエリア手前でフォーデンからの横パスを受けたデ・ブライネがエリア内右にスルーパスを通す。フリーで受けたエチェベリが決定機を迎えるが、シュートはGKヘンダーソンの正面に飛んでしまい、同点の絶好機を決めきることができない。アディショナルタイムは10分が取られ、シティがクリスタル・パレス陣内でボールを保持して攻め込む。しかし、クリスタル・パレスも全員でゴール前を固めて跳ね返し続け、好守連発の守護神ヘンダーソンも高い集中力を維持。最後までシティにゴールを許さず、逃げ切ったクリスタル・パレスが1861年の創設以来、初タイトルとなるFAカップ制覇を成し遂げた。■試合結果クリスタル・パレス 1-0 マンチェスター・C■得点者クリスタル・パレス:エゼ(16分)…