
転載元: ぐれ ★ 2025/07/10(木) 08:32:31.46 ID:omUS0o4E9 >>7/10(木) 6:12 デイリー新潮 いまだトップだった フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)の取締役相談役を退いた日枝久氏(87)が、いまだフジサンケイグループ(FCG)内の組織でトップを務めている。フジは一連の人権侵害問題を受け、組織と社風の一新を目指しているのではなかったのか。旧体制をつくった主役でありながら、沈黙したままの日枝氏をグループ内に残したままで大丈夫なのだろうか。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】 *** 日枝氏がいまだにトップを務めているのは「彫刻の森美術館」(神奈川県)と「美ヶ原高原美術館」(長野県)を運営する「公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団」。日枝氏は代表理事で、両美術館の館長も兼ねている。 FCGは、テレビ・新聞・ラジオから都市開発・観光までを束ねる78社・4法人・3美術館の企業連合。その中核を担うのがFMHで、メディア・コンテンツ事業や都市開発などを手がける子会社・関連会社139社を統括している。 FCGの職員は約1万3000人。代表はグループの総帥を意味する。2003年から今年3月まで代表は日枝氏が務めていた。現在は空位になっている。 美術館運営は大きな利益が期待できないため、フジは重く見ていないと思われるかも知れないが、それは違う。彫刻の森美術館はフジの中興の祖である故・鹿内信隆氏が戦略的につくった。初代館長にも就いた。1969年のことである。 彫刻の森美術館はフジのシンボル的存在になった。信隆氏はフジのステイタスを上げるためにこの美術館をつくったという。 「信隆氏本人の格を上げることも狙いでした。マスコミ経営者もテレビも地位がそう高くありませんから。テレビは『俗悪』と蔑まれがちです。そこで信隆氏はヨーロッパではマスコミ経営者より美術館オーナーのほうが尊敬されることに目を付けた。また、テレビ局より美術館のほうが、評価が高いのです」(フジ関係者) 信隆氏は1981年には姉妹館の美ヶ原高原美術館もつくった。思惑どおり、信隆氏とフジのステイタスは上がった。「信隆氏とフジは芸術に強い」と印象付けられた。信隆氏は芸術家や文化人らの人脈を広げていった。 初代トップが信隆氏だったこともあり、両美術館を運営する彫刻の森芸術文化財団はFCG内での格式が高い。また、FCGは1972年に「上野の森美術館」(東京)を開館する。フジと芸術界の関係は強固なものになってゆく。 皇族とも関係 続きは↓ 「日枝天皇」はいまだにフジグループ内に居座っていた 昇進する元「女性アナ」たちの行方…