1 名前:蚤の市 ★:2025/07/07(月) 20:34:25.20 ID:9CwV+qXm9.net 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の情勢調査では、32ある参院選「改選1人区」で自民党が優位に立つのが9選挙区にとどまり、苦戦が目立った。背景として読み取れるのが全選挙区に候補を擁立した参政党の急伸だ。従来の自民支持層の一定数が参政党に流れ、自民は長年議席を守ってきた金城湯池でも追い込まれている。 鹿児島でもリード奪われ 石破茂首相(自民総裁)は7日、鹿児島選挙区に入り「私たちは責任政党だ。10年、20年、30年先の日本に責任を持つ」と支持を訴えた。鹿児島は保守地盤が強く、1人区となった平成13年から途切れることなく自民が議席を獲得してきた。だが情勢調査では、野党系無所属新人の尾辻朋実氏が自民元職の園田修光氏をリードしている。 調査結果で目を引くのが、参政党の新人、牧野俊一氏が2割程度の支持を集めて園田氏に迫る勢いとなり、NHK党の新人、山本貴平氏には大きく先行している現状だ。 「参政党に自民票を食われている。自民に勝たせたくないという保守層に支持されている。どういう勢力が背後にいるのかよくわからず、不気味だが明らかに野党にプラスだ」。自民の参院幹部は危機感を募らせる。 都議選で露わになった実態 参院幹部は1カ月余り前、内閣支持率の低迷は底を打ったとして「衆参同日選もアリだ」と強気な見方を示していた。今は「衆参過半数割れで政権交代にならないか」と気をもんでいる。 潮目が変わったのは参政党が3議席を獲得した6月の東京都議選。複数の報道機関の出口調査は、参政党が自民支持層の一部に食い込んだ実態を示した。神谷宗幣代表は今月7日、新潟選挙区での街頭演説で、20年前の自公政権下での郵政民営化に関し「何もよいことがなかった。まじめに止めた(自民の)人たちは党を追い出された。あの時、自民は半分死んでいたのかもしれない」と語った。 主張の具体性やインパクトに欠ける首相に対し、神谷氏は「日本人ファースト」という分かりやすい理念と、外国人による土地購入規制、農業の保護、新しい憲法の「創憲」といった保守色の強い政策を掲げる。(田中一世) 産経新聞 2025/7/7 19:55 引用元:…