今回は、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が特集した、日本が15年かけて築き上げた、独自のレアアース網に関する記事からです。早速ですが、以下が要点になります。「2025年に中国が、ハイテク製品に不可欠となる、レアアースの輸出規制を相次いで打ち出した際、世界中に激震が走った。しかし、日本にとってその光景はデジャヴだった。日本は2010年に禁輸措置を受けており、そのリスクを身をもって知ることとなった。以来日本政府と企業は静かに、しかし着実に、一国に依存しないサプライチェーンを構築してきた。現在、中国以外の供給源確保に奔走する欧米諸国にとって、日本の経験は極めて重要な模範となっている。2010年に中国からの供給が止まった際、経産省の経済政策を担当していた寺澤達也氏は、すぐさま、依存度を低減するための、10億ドル超の予算パッケージを編成した。そして、当時経営難に陥っていた、オーストラリアの採掘会社『ライナス』に対し、計2億5,000万ドルの融資と出資を決定。現在もオーストラリア西部で採掘され、マレーシアで精製されたレアアースは、日本のメーカーへと届けられている」以上です。他にもシンガポールの公共放送の番組でも特集されるなど、日本独自のレアアース政策は、世界の「模範」として注目を浴びています。関連投稿に寄せられた反応をまとめましたので、ご覧ください。「資源も何もない国なのに…」 なぜ日本は世界有数の大国になれたのだろう?…