1: 名無しさん 2025/06/25(水) 17:33:41.45 ID:1uCmOlxD9 世界遺産の平等院(京都府宇治市)は5月、15年ほど前から続けてきたスーツケースなど大型荷物の無償預かりを廃止した。外国人観光客(インバウンド)を中心に、インターネット上の口コミでも好評のサービスだったが、荷物の保管スペースが限界に達した上、預けたまま別の観光地に向かうなどロッカー代わりにするかのような迷惑行為もみられるようになったからだ。参拝者のために続けてきたが、苦渋の決断を迫られた格好の平等院は「できれば駅やホテルに預けてほしい」としている。 5月末、平等院にはスーツケースを手にした多くの外国人観光客が訪れていた。平等院では以前、受付で荷物を無償で預かっていた。 身軽に参拝してもらいたいと始めたが、「6個ほど預かるのが限度だった」と横井聖喜執事。インバウンドの増加で参拝者が増え、ネット上などでこのサービスが広まると、希望者が多く保管が困難になってきた。荷物を預けたまま境内の外に出ていくなどの迷惑行為もあったため、5月10日から手荷物の預かりを廃止した。 それでも、スーツケース片手に平等院を訪れる観光客は多い。このため無償預かりを廃止する一方、有料でスーツケース16個を収納できる大型ロッカーを新設した。ただ、ロッカーの空きが確約できない状況が続いているといい、横井執事は「やはり荷物は駅やホテルで預けてきていただくのが理想だ」と話す。 オーバーツーリズム(観光公害)対策を進める京都市では、手荷物なしで観光を楽しんでもらう「手ぶら観光」を推進している。 続きは↓…