1: 2025/07/27(日) 06:35:23.35 0 “残クレ民”を見下すAさんだったが… 「いまなら、アルファードを買える」 そう思ったAさんは早速、乗り出し価格約900万円の新古車(ガソリンモデル)を現金で一括購入。 一括購入の背景には、世間で話題となっていた“残クレアルファード”へのアンチテーゼも込められていました。 首都高を“ドヤ顔ドライブ”…「ついに勝ち組」と悦に浸るAさん 憧れのアルファードが自分のものになり、Aさんは気持ちが高ぶります。夜中、首都高をドライブしては「ついに勝ち組だ」とニヤリ。 会社でも、同僚や後輩に「俺、最近車買ったんだよね」と自慢して回りました。 休日は欠かさず洗車をし、そのたびにピカピカのアルファードをSNSに投稿。「いいね!」の数を見て悦に浸るAさんでした。 しかし……。 アルファード購入後…Aさんを襲った「予想外の事態」 しかし、憧れの車を購入後、Aさんは予想外の事態に見舞われます。 駐車場代や自動車保険、税金、ガソリン代といったランニングコストが予想以上に高くつき、気がつくと月あたり約6万円、半年で約40万円も資産が目減りしていたのです。 さらに、Aさんにとってアルファードを手放す決定的なできごとが。 ある日、会社の給湯室を通りかかったところ、女性社員の「あの人、独り身なのにアルファードって(笑)」という声が聞こえたのです。 「モテたいから買ったのに、なんでバカにされないといけないんだ……」 金銭的なストレスに加えて、会社での陰口を知ったAさんは、購入からわずか半年で売却することを決断しました。 「アルファードは人気なので、中古でも高く売れるのが魅力です」 購入時、カーショップの店員にこう言われたことを思い出したAさん。 しかし、実際の売却価格は650万円でした。 というのも、車を手放した時期はちょうど、モデルチェンジしたアルファードが市場に出てきたタイミング。 そのため、半年前の購入時よりも250万円も安い値段でしか売れなかったのです。 「購入時よりも高く売れるだろう、せめて購入時と同じくらいだろう」と思っていたAさんは、頭を抱えます。 老後資金の減少と、見栄のための浪費が露呈し、生活見直しを迫られるAさんでした。…