
大田安全工業、「2年に1回」火災···元職員「洗浄油の管理はずさん」(ハンギョレ・朝鮮語) 安全工業の元職員のA氏は24日、ハンギョレに「本当の問題は工場内部設備部品を洗浄する時に使う洗浄油」とし、「洗浄油のオイルタンク管理が全くできない」と伝えた。 自動車と船舶用エンジンバルブを主に生産する安全工業の工程は、大きく「押し出し-鍛造-加工-品質管理-包装」の段階で構成される。 洗浄油は押し出しの過程で部品金型についた離型剤(製品がくっつくのを防ぐために塗る油)を拭き取るのに使われる油だ。 A氏は2018年までこの工場で仕事をしたが、最近までも内部職員らと交流を続けてきた。 A氏は「洗浄油が揮発性があり、使用しているうちに蒸発してドラム缶に入った洗浄油を注いで補充した。 その後、ドラム缶を指定場所ではなく作業場のどこにでも置いた」として「火災発生時にそれ(洗浄油缶)が破裂すれば爆発する。 そのような安全不感症が問題だった」と述べた。 火がつくと大型事故につながりかねない洗浄油が、製造特性上火花が発生しやすい工場内部に無造作に放置されたという意味だ。 本来、洗浄油は工場本館建物の外部指定場所に保管するようになっている。 実際、工場で様々な用途で使われてきた油は、安全工業で最も一般的な火災の原因だった。 この日、大田消防本部が公開した火災発生現況を見ると、消防当局は2009~2023年の間に安全工業に火災が発生したという申告を受け、7回出動した。 2020年タバコの吸殻による火災を除けば、全て油汚れがついていたダクトと集塵施設で発生した。 ただし、A氏は消防当局に集計されたこと以外にも工場内でさらに多くの火災が発生したと推定した。 Aさんは「2015年ごろにもショット機(部品表面を整える機械)に連結された集塵機に火災が発生し、黄色い仮設はしごに乗って配管を壊し火災を自主鎮圧したことがある」と話した。 この火災は消防当局が集計した火災発生現況に含まれなかった。 (引用ここまで) 昨日、ピックアップした自動車部品などを製造するメーカーである「安全工業」の工場で起こった火事。 14人が亡くなり、60人が重軽傷を負うという大事故になったのですが。 まあ、いつものように危機不感症であったとのお話。 15年間で7回の消防出動。 それ以外の火災もぽつぽつとあったとの証言。 思い起こされるのがアリセルのリチウム(一次)電池工場での火災ですね。 こちらも同様に過去、数回に渡って火災を起こしていたことが知られています。 でも、どちらの工場も変えず、変わらずでそれぞれ大規模な火災を起こしたと。 まあ、一般的な韓国企業の安全対策ではあります。 事故なんて起こらなければいいわけで、それに対して費用をかけてまでなにか対策をするなんてバカらしいんですよ。 それで抜け出せなかったら意味がない。 これは務安国際空港で起きた旅客機爆発炎上事故にも通底している考えかたです。 台風が来る度にローカライザーが故障なり、損傷なりしたら困るわけですよ。 そこで「よし、土台をコンクリートで固めたらいいんじゃね?」ってなったのですね。 進入側じゃないほうに設置すれば航空機も安全ですしね。まさか逆側からアプローチする航空機なんてあるわけないですし。 そうした考えかたで、まるでペトン陣地のようなコンクリート土台が作られたのです。 基本、これと同じ考えかたです。 切削用の油をいちいち、所定の場所から持ってくるのは効率が悪い。じゃあ、作業場に近いところに置けばいいんだ。 なーに、火災なんて滅多に起きるもんじゃないから。ボヤくらい俺たちだけでもいくらだって対処できる。 大丈夫大丈夫。 その結果がこちらです。 まあ……うん。いつもの韓国の結果です。 「数度の火災」はハインリッヒの法則の「軽微な事故」だったのでしょうね。 ヒューマンエラー防止対策 ヒヤリハットの検証と精査尾崎裕幻冬舎メディアコンサルティング2020-10-30 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国国会で「間違った判決は裁判官に懲役10年」「実質4審制」「最高裁判官を倍増」と憲法違反&司法権侵害の立法連発……なぜ? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…