連日スタバたたきの韓国ユーチューブ番組「イルベはタンクでひいてしまえ」「20-30代は権力で制圧すべき」 ソウル市長選与党敗北に危機感(朝鮮日報) 韓国の第9回全国同時地方選挙(6月3日投開票)のうち、ソウル市長選挙で最大野党・国民の力の呉世勲(オ・セフン)候補(現職)が与党・共に民主党の鄭愿伍(チョン・ウォンオ)候補に勝利した原因を「20-30代の右傾化」のせいだとする発言が、与党寄りのユーチューブ・チャンネルなどで相次いで飛び出している。 漢陽大学のチョン・ジュンヒ兼任教授は5日、与党寄りユーチューブ・チャンネル『メブルショー』に出演し、「(20-30代は)体系がない。思考の体系がない」「哲学と呼べるような、価値観と呼べるようなものをしっかりと構成する集団ではない」と述べた。そして、「こういう人たちは合理的に説得するのではなく、権力で制圧しなければならない」「合法的なやり方で(罰を与えるためにたたく)棒を手に取ることが絶対に必要だ」とも言った。 この日、『メブルショー』の司会者チェ・ウク氏は、右派とされるインターネット・コミュニティー・サイト「日刊ベスト貯蔵所(イルベ)」で活動する若者層を念頭に「これ(イルベ)が陽の当たる場所に出てきている。あいつらがすごく憧れているのが全斗煥(チョン・ドゥファン=元大統領)だ」「だから同じようにネット上でタンク(戦車)でひいてしまわなければならない。犯罪だけに」とも言った。全斗煥元大統領は韓国陸軍少将だった1980年5月18日、民主化を求める市民や学生を弾圧して多くの死者を出した光州民主化運動(光州事件)を指揮した。 同じ日、左派系ユーチューバー・金於俊(キム・オジュン)氏も自身のユーチューブ配信で、「20-30代の男性たちの政治志向について、非常に真摯(しんし)かつ深刻に受け止めて研究すべきだ」「(20-30代の男性たちの右傾化は)MB(李明博〈イ・ミョンバク〉政権)時代に国家情報院心理専門チームがオンライン工場を通じて意図的に企画したもので、解体しなければならない犯罪的な現場だ」と語った。その上で、「『20代のための政策開発』についても考えるべきだが、それよりもこれが自然発生的な右傾化ではないということをきちんと理解しておかなければならない」と言った。 (引用ここまで) 今日も今日とて分断してますね。 韓国において20〜30代の男性は右派傾倒が強い年代・性別となっています。 その一方で20〜30代女性は左派傾倒が強いのでバランスは取れているのですが。 というかまあ、こうしたバランスもどちらかというと「20〜30代の男が右派の候補に投票するのなら、我々は左派の候補に投票する」(もしくはその逆のパターンも多数)って分断の結果なんですけどね。 そして分断を煽ることが目的と化しているYouTuberらが「20〜30代の男は棒で叩け」「タンクで轢いてしまえ」とより過激な言論を競うようになってしまう。 エコーチェンバーに入りこんで、そうしたチャンネルしか見なくなって思考停止する、と。 結果、韓国社会がさらなる分断に向かって修復できなくなるわけです。 一応、引用外では「一部の年代、性別に選挙敗北の原因を求めるのはおかしい」って声も出ているって話はあるんですが。 じゃあ、なんらかの形で融合、統合が望めるのかって話ですわな。 現在の韓国で。 サムスン電子のメモリ部門の社員は6億ウォンの成果給をもらえる。半導体部門でも2億ウォン。 でも、スマホ・テレビ部門は600万ウォンの成果給でしかない。 その一方で若者の雇用は地を這うような低さのまま好転しようとしない。 見た目の失業率は低くても、20〜30代は7人にひとりが実質失業状態。 どんなにがんばってもキャリアは兵役で遅れるか、断絶するかしてしまう。 研究職にとって1年半の兵役は本当にきついと思いますよ。 24時間、研究対象のことを考えていた暮らしから起床ラッパで起きる暮らしなるのですから。 でも、そうした彼らが「兵役を短くしよう」ってしてきた左派ではなくて、右派を支持するのもなかなか不思議な話ではありますけどね。 まあ、「分断の結果として右派を支持しているだけ」って解釈すれば納得もできますけども。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 サムスン電子のボーナスは6000万円! メモリ景気に沸く韓国!! 本当に韓国経済の景気はよいのか? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…