【W杯】“史上最小国”を導いたアドフォカート監督が電撃辞任…本大会4カ月前に苦渋の決断「家族はサッカーより優先される」23日、キュラソーサッカー連盟(FFK)は、代表チームを率いるディック・アドフォカート監督(78)の退任を発表した。同氏は昨年末、人口約16万人のキュラソーを史上初のワールドカップ本戦へと導く歴史的快挙を成し遂げたばかりだったが、大会開幕を4カ月後に控えたタイミングで身を引くこととなった。■ 辞任の理由は「愛娘の健康問題」アドフォカート監督は声明の中で、「家族はフットボールよりも優先されるものであると常々言ってきた。だから至って自然な決断だ」とコメント。オランダメディアの報道によると、監督の娘が深刻な健康上の問題を抱えており、父として家族に寄り添う道を選んだという。「世界で最も小さな国をワールドカップに導くことは、私のキャリアのハイライトの一つだ」と語るベテラン指揮官は、本来であれば本大会で「W杯史上最高齢監督」の記録を塗り替えるはずだった。しかし、勝利よりも大切なもののために、その栄誉を置く決断を下した。■ 後任は知将フレット・ルッテン氏に決定緊急事態となったキュラソー代表だが、FFKは即座に後任を発表。かつてフェイエノールトやPSV、シャルケなどで指揮を執ったフレット・ルッテン氏(63)が新監督に就任する。同国はグループステージでドイツ、エクアドル、コートジボワールと同組のグループEに入っており、6月14日のドイツ戦が歴史的な初陣となる。新体制となった“ブルー・ウェーブ(キュラソー代表の愛称)”が、アドフォカート氏の想いを胸に本大会でどのような戦いを見せるか注目が集まる。【サッカー】W杯史上最小国キュラソーに大打撃…初の本戦出場に導いた指揮官アドフォカートが開幕4カ月前に電撃辞任 [久太郎★]…