横浜市、横浜サッカー協会を異例の「厳重注意」 サポーターの暴走許した運営責任を追及横浜市が、ニッパツ三ツ沢球技場(横浜市神奈川区)で発生した横浜F・マリノスサポーターによる禁止行為を重く見て、横浜サッカー協会に対し文書による「厳重注意」処分を下したことが16日、分かった。市が特定のスポーツ団体に対し、文書で厳重注意を行うのは極めて異例の事態。市みどり環境局は「安全対策の徹底と再発防止」を強く求めている。■ 規制線突破にロケット花火…「無法地帯」と化したスタジアム前問題となったのは、昨年7月5日に行われた「横浜ダービー(横浜FC対横浜M)」の試合前。会場の三ツ沢公園内で、横浜Mの一部サポーターグループが暴走した。禁止エリアへの侵入: 隊列を組み、立ち入りが禁じられている規制線を強引に突破。火気の使用: 公園内で発煙筒を焚き、ロケット花火を発射するなど、極めて危険な行為に及んだ。この事態を受け、Jリーグは昨年10月に横浜Mに対し厳重注意処分を決定。クラブ側も、関与したサポーター団体を活動禁止とし、計73人に対して「無期限入場禁止」という重い処分を下していた。■ 「指定管理者」を通じた管理責任を指摘同球技場は横浜市の公有施設であり、試合開催にあたっては、指定管理者が横浜サッカー協会に使用許可を出す形をとっている。市は、公共の場である公園の安全が著しく損なわれた状況を放置できないと判断。今月5日、協会幹部を呼び出し、直接文書を手渡して運営責任を問う形となった。■ 条例違反の「過料」は見送り市公園条例では、火気の使用や危険行為に対して「5万円以下の過料」を規定している。今回、発煙筒の投擲などは明らかな条例違反の疑いがあるが、市側は以下の理由から過料の適用を見送った。クラブによる厳しい処分: すでに「無期限入場禁止」という社会的制裁を受けている。法的追及の可能性: 今後、刑事・民事両面で責任を問われる可能性がある。横浜サッカー協会は「処分を真摯に受け止め、各クラブと連携して再発防止に努める」とコメント。伝統のダービーマッチに泥を塗った一部の暴挙は、運営組織の根幹を揺るがす異例の行政処分へと発展した。【Jリーグ】横浜市、横浜サッカー協会に異例の厳重注意 横浜Mサポーターの禁止行為巡り [伝説の田中c★]…