全てのレス元スレ 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/02/05(金) 19:18:45.99 :fyGVybvJO あれから、幾日経ったでしょうか。 あいどるあかでみー大賞を、私達ふぇありーの面々で勝ち取った時から。 突然に告げられた、離別。 『話すのが遅れてすまない。本場でのプロデュース業も学んでみたいんだ。 だけど、それ以上に、皆をもっと押し上げて、アイドルの頂点だけじゃない。 もっともっと、いろんな世界を見せたいんだ』 美希は言わずもがな。響の悲哀な笑み。 私にも一抹の勇気があれば、あなた様の確固たる眼差しを押しのけて、美希のように袖を引き留める事ができたでしょうか。 それとも、響のように、あなた様を精一杯にも安心させることが出来たでしょうか。 『往かないでください』 その言葉を。 『おめでとうございます』 その一言を。 あなた様が発つまでの流転の日々。765ぷろの各々が、せめてその時までと、思い出を増やしていき、 又、それぞれの形であなた様への別れを告げ。 その日々に於いて、終には、美希と響、ひいては皆納得して送り出すことが出来たようです。 とても強い、私のかけがえのない仲間達。そんな皆が羨ましい。 私は、見掛けの上では取り繕ったつもりではあります。気が付かれていなかったでしょうか。 いえ、私達のことをずっと見てきて、些細なことにも気が付き 手を差し伸べてきたあなた様のことですから、お見通しだったのでしょうね。 あなた様が往かれてからは、まるで冬が心を包んでいるような日々を送っています。 日々に不満があるわけでもない。周りの皆も良くしてくれている。仕事も充実している。 ただ、心が氷のように寒い。 独り古都から出てきた時、ここまで弱かったでしょうか。 仲間達が、あなた様が、寄る辺をくださるから、それに馴れてしまったから、なのでしょうね。…