親は全然そういうの言わなかったし、そんな料理出たことないから気にしたことがない。一人暮らしもしていたから、文字としては旬という言葉も当然知っているし、その時期は食材も安いからよく買っていた。でも、男一人だとキャベツが安いからと買っても作るのは野菜炒めとか、そんなの。自分が自分のためにテキトーに味付けたものをモソモソと食っているだけだった。結婚してから、嫁はなんというか旬の時にそれが美味しく感じるような料理(?)とか「今はキャベツが柔らかくて甘いよね~」と説明してくるから、この歳になってから「言われてみたらそうかも?」「確かに柔らかいな。まあ確かに美味い感じがする」「本当だ美味い!」みたいになった。魚も旬だと焼き魚も美味いんだけど、一人暮らしだと全然気づかなかった。生さんまを捌いてなめろうにしてもらったときの衝撃は本当にすごかった。まあ俺が単細胞なだけなんだけど「これが今は旬です。いつものやつとこう違うでしょ」と説明されると違いが分かって、その違いと美味さが分かった時が本当に衝撃的だったという間抜けな話。あと嫁に感謝っていう話。…