今回は、米紙「ウォールストリート・ジャーナル」などが伝えている、寿司の虜になってしまったα世代の子どもたちと(α世代はZ世代の次の世代で、0歳から15歳)、それによって「破産」を心配する親たちに迫った特集記事から。なお、ウォールストリート・ジャーナルの記事のタイトルは、「子どもが寿司に夢中で親は破産の危機に」という直接的な表現で、サブタイトルでは、「子どもの誕生日パーティーの定番として、寿司がピザに取って代わった」と伝えています。早速ですが、以下が要点です。「ダラスでシェフを務めるラウレアーノ・エスコバルは、 6歳の娘ミミが寿司に惹かれたのは、 その見た目の美しさがきっかけだと確信している。 『娘は盛り付けを見て、すっかり魅了されてしまったんだ。 フライドポテトやチキンナゲットではなく、 トロピカル・シュリンプ・テンプラを欲しがるんだ』と彼は語る。 初めて家族でいくつかのロールを分け合った際、 請求書を見て息を呑んだ時のことを彼は今も覚えている。 『120ドル(約1万9000円)もかかったんだ。 何か別の食べ物に誘導しなきゃと思ったよ』。 では、なぜ単純に寿司を与えるのをやめさせないのか。 両親たちは、家計に対する配慮と、 子どもの寿司に対する執着を満たすことのメリットの間で、 バランスを取ろうとしているのだと語る。 確かに寿司は高価ではあるが、 他のメニューに比べれば栄養価は高い。 エスコバルも、娘が新しい食の体験に挑む姿勢については、 誇りに感じていると語っている。 カナダ・カルガリー在住の専業主婦グレース・エムブリーは、 自身の「最悪の経済的決断」は、 子どもたちに寿司を教えたことだと語る。 それは半分冗談ではあるものの、 8歳の息子エリオットと6歳の娘シャーロットが、 日常的にねだってくるメニューを列挙してため息をついた。 『サーモンロール、マグロロール、それにTamago。 あの子たちは出されたものをすべて平らげてしまうの』 2人の子どもたちは毎日でも寿司を食べたいと考えているが、 エムブリーは週に一度の外食に制限している。 それでも1回150ドル(約2万4000円)に達することもある。 もともとは手軽で便利な食事として与え始めたものだったが、 今では自身の子どもたちを、 「小さなグルメ気取り」に変えてしまったことを後悔している。 寿司の何が好きなのかと問われ、息子のエリオットは、 『寿司を好きなんじゃない、愛してるんだ』と答えた。 味はもちろんのこと、特にレストランで、 ベルトコンベアに乗って運ばれてくる様子に、 胸をときめかせているのだという。 エビの天ぷらやサーモンの握りの味を知ってしまったα世代。 親たちは、その代償として重い家計負担を強いられている」以上です。寿司の魅力というよりも、魔力を伝えるこの記事に、米国の子育て世代から、共感の声が殺到していました。その一部をご紹介しますので、ご覧ください。「世界で最も洗練された社会だ」 子供が安全に暮らせる社会を構築した日本を米誌が絶賛…