1: ぐれ ★ tWO8DdIX9 2025-12-22 15:18:03 ※12/22(月) 11:03配信 中国新聞デジタル 広島市西区の広島学院高3年生がこの秋、女性の生理について全3回の授業で学びを深めた。生理に苦しむ女性と接する機会が少ない男子生徒が、適切に配慮できる大人へ成長できるようサポートするため。全国の男子校で、同様の取り組みが広がっている。 広島学院高の3年約180人は初回、生理の基礎を養護教諭から学習。10月10日の2回目は、性の多様性やジェンダーについて考える広島大のサークル「SEI!!!」の指導で、生理用ナプキンの着用感を疑似体験した。 経血風の赤い液体を吸収させたナプキンに腕を置き続け、「ぬれた靴下をはいているみたい」などと不快感を訴えた。 29日の3回目では、外部講師の指導で特殊な装置を下腹部に着けて生理痛を疑似体験した。「めっちゃ痛い」「きつい」と顔を覆ったり、身をよじったり。体験後、「生理が受験と重なったらまずいのでは」「職場では生理痛で叫び声を上げられず、一人苦しんで大変」などと話し合った。 永久元さん(18)は「僕は持病の片頭痛の痛みにどうしても慣れないから、女性も生理痛に慣れないのでは。大学に進学して周囲の女性が生理で困っていたら、どうしてほしいか尋ねて対応したい」と話した。 日本財団が2021年に全国の17~19歳の千人(男女各500人)にした「女性の生理」に関する意識調査で、男性の61・0%が「男性にも生理に関する知識がもっと必要」と答えた。「学校の授業で教えるべき情報」を男性に尋ねたところ、最多の58・0%が「思春期の身体の変化や生理の仕組み」を選んだ。 こうした中、男子校で生理の授業をする動きが各地で出ている。出版社の宝島社(東京)は、男女共に生きやすい社会を目指し、22年から東京と横浜市の男子高計3校で順次実施した。 続きは↓…