
1: 名無しのアニゲーさん 2025/12/11(木) 19:12:31.65 ID:gZV2PzVf0 動物愛護団体PETAの公式Xアカウントは12月11日、『ウマ娘 プリティーダービー』(以下、ウマ娘)についての投稿をおこない、その内容が物議を醸している。競馬について批判視する主張が綴られており、添付されたイラストが『ウマ娘』の二次創作ガイドラインに違反しうる点でも反感を買っているようだ。 今回PETAの公式Xアカウントが投じたのは、『ウマ娘』に関するポストだ。同団体はもしも本作が“現実どおり”だったならとして、「あなたのお気に入りのウマ娘には復活の物語はありません。競走馬のサイレンススズカに起こった出来事と同じように、イベントにひとつ失敗しただけでレースは永遠に終わりです。」と主張。あわせてウマ娘のサイレンススズカが脚を骨折したショッキングなイラストを投じている。 競争馬のサイレンススズカといえば1998年の天皇賞(秋)において、第4コーナーの手前で左前脚を骨折しレースを中止。治療法のない手根骨粉砕骨折とわかり、競馬場内で安楽死処置がとられた(朝日新聞)。 ウマ娘のサイレンススズカにおいても、骨折はアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」の第1期で描かれている。ただアニメでは一命をとりとめるifストーリーになっており、長期離脱の末に復活を果たす。なおゲーム『ウマ娘』でも史実を意識したとみられる隠しイベントが用意されており、こちらでは骨折は描かれないものの重賞6連勝以上の状態でシニア10月後半の天皇賞(秋)に勝利することでステータス強化およびスキル「大逃げ」を獲得可能。“第4コーナー”に言及する特殊な実況も用意されている。 今回PETAはそうしたアニメおよびゲームにおけるifストーリーも踏まえて、ケガが命にかかわりうる競走馬の現実を覆い隠していると批判しているようだ。ゲーム『ウマ娘』では無理なトレーニングでケガが発生することもあるほか、連続出走時のデメリットも存在するものの、引退や安楽死となることはない。実際の競走馬にはそうした悲劇も起こりうることを示そうとしたのだろう。 とはいえ先述したPETAの投じたイラストは骨が脚を突き破っているショッキングな表現になっており、実際の競走馬のサイレンススズカの骨折時の状況とは大きく異なっている。脚色されているだけでなく、「ウマ娘」の二次創作ガイドラインにおいて禁止されている「暴力的・グロテスクなもの」や「特定の政治・宗教・信条を支援する、または貶めるもの」に該当しうる表現であり、PETAには批判も寄せられている。Cygamesはガイドラインにおいて違反する創作物についてやむを得ず法的措置を検討する場合もあると記載しており、今回のイラストについて公式フォームに通報したというユーザーも散見される。 ちな元ポストいいねに対してのリプの数がえぐい…