727: おさかなくわえた名無しさん 2020/02/25(火) 02:06:25 見た目を気にせず、機能さえ果たせていればいいというタイプの人だった。例えば、風呂の足拭き用や台所のマットに段ボールを敷いていたり、 小銭入れに靴下(一応新品らしい)を使っていたりといった具合だ。今にして思えば不思議だが、当時は特に気にならなかった。 特に貧乏なわけでも、ケチなわけでもなかったし。しかし、ある日ドライヤーを買い替えた時、古い方を欲しがったのであげた事が縁の切れ目となった。 そんな短い髪でどう使う気だと思っていたら、ヤツは冬のトイレで暖を取るのに使ってやがった。何故だか無性に気持ち悪かった。 この時期になると思い出す。義理チョコのお返しに丁寧にラッピングをした肝油を寄越したヤツのことを。元気にしてるだろうか…