1: ぐれ ★ h9saDMK99 2025-12-06 16:51:38 ※12/6(土) 10:50配信 日テレNEWS NNN ワインのつまみとして人気の生ハム。だが、今、飲食店や輸入業者などで不安の声も広がっている。輸入先の7割弱を占めるスペインでアフリカ豚熱が発生し、輸入が一時停止に。4年近く前からイタリア産の禁輸が続く中、「気軽に楽しめなくなるのでは」との声も漏れる。 ■店に来たら「とりあえず生ハム」 年の瀬の迫った12月の夜、東京・渋谷にあるスペイン料理店「XIRINGUITO Escriba SHIBUYA」は、食事やワインを楽しむ多くの人でにぎわっていた。パエリアやアヒージョとともに、最も注文が多いのが生ハム。11か月熟成させたスペイン産のハモンセラーノを、注文が入ってからスライサーで薄くカットして盛り付ける。 同僚と4人で来店した女性 「こういう店に来たら“とりあえず生ハム”ってオーダーしちゃいますね」 味のコクが強いのが特長というスペイン産の生ハム。1か月で150キロほど使用するといい(※単品以外での提供も含む)、店には欠かせない存在だ。先月28日の輸入停止以降、まだ大きな影響は出ていないという。 店は、「仕入れ業者に在庫があったりして、まだ実感はない」とする一方で、問題が長期化することを懸念している。 土田真也・統括マネジャー 「影響が長引くようなら、日本産の生ハムや他国産を使ったり、メニューからハムそのものをなくしたり、対策を考えなければいけない。ただ、豚肉全体の価格競争になりかねず、消費者にどんな影響が出るのか、心配している」 ■治療法なく高い致死率 人間には感染せず 農林水産省によると、アフリカ豚熱とは、豚やイノシシに感染する伝染病。有効なワクチンや治療法がなく、致死率が高いのが特徴だ。人間に感染することはないが、発生した場合、畜産業界への影響が大きいため、鳥インフルエンザなどと同じ「家畜伝染病」に指定され、感染した個体の報告と殺処分が義務づけられている。 続きは↓…