
1: ななしさん@発達中 2025/11/26(水) 12:07:46.31 ● BE:194767121-PLT(13001)ID:1JJvRYdH0 発達障害のある大学生、10年で約5倍に 困りごと契機に判明も発達障害のある大学生が増加している。日本学生支援機構の調査によると、2024年度に大学と短大、高等専門学校に在籍していたのは1万4666人で、 10年前の約5倍になった。 発達障害とは、生まれつきの脳機能の障害によって、社会生活に支障が出る状態をいう。国は乳幼児健診などを通して子どもの早期発見、 早期支援を進めているが、大学進学や就職などの生活環境の変化によって困りごとが顕在化し、大人になって初めて分かることも少なくない。 佐賀大大学院1年の健太さん(24)=仮名=もその一人だ。九州の有名進学高校から現役で同大に入学したのは20年。ただ前期終了後、 単位が取れたのは、十数の授業科目のうち二つだけだった。 さぼったつもりはない。だが、確認すると未提出の課題が多かった。新型コロナウイルスが流行していた当時、実家にとどまり、全ての授業を オンラインで受けていた。大学のポータルサイトはリポート提出や動画視聴の呼びかけであふれていたが、ことごとく見落としていた。 「ハードルにつまずいた」。そんな感覚だった。 2年で始まった対面授業は、休みがちだった。行かなければ単位が取れず、後で困ることは分かっている。それなのに、エンジンがかからない。 どうして体が動かないのか考えているうちに時間になり、「もういいや」と諦めた。 3年を目前にして、留年が決定的になった。見かねた母親が、指導教員に相談。紹介されたのが、大学の「キャンパスライフサポート(CS)ルーム」だった。 CSルームは、約5000人が学ぶ本庄キャンパス(佐賀市)の中心に位置する。心理職の資格を持つ4人のコーディネーターが、悩みを抱える学生の相談に あたる。障害や病気がある学生から申請を受け、学ぶにあたっての障壁を取り除く「合理的配慮」の調整もしている。 1時間ほどかけて困りごとを説明すると、臨床心理士でCSルーム責任者の中島俊思准教授(46)に提案された。 「得意と不得意が分かる検査があるのだけれど、受けてみますか」 ウェクスラー式知能検査の成人版「WAIS(ウェイス)」。認知能力の特徴を把握する、いわゆるIQ(知能指数)テストだ。医療機関では、発達障害の診断を補助するものとして使われている。それを大学が無料で提供しているという。(全文・続きはソースにて)…