1 名前:ごまカンパチ ★:2025/11/25(火) 22:28:44.71 ID:wLT0+RUr9.net ソーシャルメディアプラットフォーム「X(旧Twitter)」における情報の「透明性」をめぐる議論が、新たな局面を迎えている。 ※略 ■可視化される「正体」:新機能の全貌と意図 まず、今回Xが実装した機能の技術的な詳細とその意図を整理する。 この機能はInstagramが以前から導入していた同様の機能をX向けに最適化したものである。 ユーザーは、あらゆるアカウントのプロフィールページにある「登録日」をタップすることで、以下の詳細情報にアクセスできるようになった。 ■公開される4つの重要データ 1.アカウントの拠点はどこか(Account location): 国または地域レベルでの推定所在地。 ※略 ■ボットと偽装アカウントへの対抗策 Xのプロダクト責任者であるNikita Bier氏は、この機能の目的を 「ユーザーが対話している相手が、本物の人間なのか、それともボットや悪意あるアクターなのかを判断するための材料を提供すること」にあるとしている。 特に注目すべきは「所在地」と「ユーザー名変更履歴」の開示だ。 これまでは、プロフィール欄に「テキサス在住」「誇り高きアメリカ人」と記述があれば、多くのユーザーはそれを疑う術を持たなかった。 しかし、この機能の実装により、自己申告のプロフィールと、システムが検知した実際のアクセス元の乖離が誰の目にも明らかになる。 また、多くの工作活動アカウントが位置情報を隠すためにVPN(仮想プライベートネットワーク)を使用することが想定されるが、X側はこれに対しても手を打っている。 新仕様では、VPNやプロキシを使用しているとシステムが判断した場合、所在地表示に「!」マークが付記され、 「国または地域は正確ではない可能性があります」という警告(免責事項)が表示される仕様となっている。 ※略 これは工作員にとって、身バレするリスクと同等の「信頼性の毀損」を意味する。 ■「MAGA」の皮を被った海外勢力:The Guardianの衝撃的報道 この機能がもたらした即時的なインパクトは、政治的な文脈において最も顕著に現れた。 The Guardianの報道によれば、機能実装直後から、Donald Trump氏の掲げる「MAGA(Make America Great Again)」運動を支持する著名なアカウントの多くが、 実は米国外から運営されていることが次々と発覚した。 ■暴かれた具体的事例 MAGANationX(フォロワー約40万人): プロフィールには「We The People(我ら合衆国人民)のための愛国者の声」とあるが、実際の運営拠点は東欧であった。 IvankaNews(フォロワー約100万人): イヴァンカ・トランプ氏のファンアカウントを装い、不法移民やイスラム教に関する過激な投稿を繰り返していたが、 拠点はナイジェリアであることが判明した。 その他の事例: 「Dark Maga」はタイ、「MAGA Beacon」は南アジア、「MAGA Scope」はナイジェリアから運営されていた。 また、Redditユーザーの調査により、テキサス在住を自称する女性アカウントが、実際にはロシアに拠点を置いているケースも報告されている。 彼らの動機は、米国社会の分断を狙う政治的な「影響力工作」と、過激な投稿でインプレッション(閲覧数)を稼ぎ収益を得る「インプレゾンビ」的な経済活動が入り混じっていると分析される。 ■日本国内の反応と発覚した「なりすまし」の実態 そして、この「透明化の波」は即座に日本のアカウント群にも波及した。 日本のユーザーたちは新機能を使い、これまで違和感を抱いていたアカウントの「答え合わせ」を開始している。 ※略 ・「日本人女性」を装う日本批判アカウント: プロフィールで日本人女性を自称し、「日本は安全ではない」「性犯罪大国だ」と 英語と日本語で執拗に日本社会を批判していたアカウントが、新機能により「韓国(Republic of Korea)」拠点であることが表示された。 ・その後の動き: この事実が拡散されると、該当アカウントは設定を変更したのか、拠点が「UNKNOWN(不明)」へと切り替わった。 これに対し日本のユーザーからは、「やはりそうだったのか」「都合が悪くなると隠すのか」といった冷ややかな反応が相次いでいる。 ・「琉球独立」等の政治的アジテーション: 沖縄の独立論や基地問題について過激な投稿を繰り返すアカウント群を調査したところ、その多くが中国からのアクセスであったとの報告がSNS上で拡散されている。 ※略 引用元:…