1: 名無しのがるび 2025/11/21(金) 17:15:24.67 ID:TVN908G79 産経新聞2025/11/21 11:30 野球日本代表「侍ジャパン」が連覇を目指す来春の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、ドジャース・大谷翔平選手(31)が出場意欲を示していることが米大リーグ関係者の情報で明らかになった。大会を主催するWBCI(ワールド・ベースボール・クラシック・インク)が大リーグ30球団に出場選手の割り当てなどを連絡した後、大谷は東京ドームで開かれる1次リーグからの出場意思をドジャースに伝えるはずだ。 ■ド軍監督は影響懸念 2023年の第5回大会決勝で、大谷擁する侍ジャパンは米国と対戦。1点リードの九回、7番手でマウンドに上がった大谷は、エンゼルスのチームメートだった米国の主砲、マイク・トラウト(34)を空振り三振に切って取り、日本は3大会ぶりに世界一を奪還した。 WBCIは大会が全世界への野球振興を目的としている観点から、今季メジャーで3年連続4度目の最優秀選手(MVP)に輝いた大谷を唯一無二の存在と位置付け、出場を強く希望している。 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は「個人的なことを言えば(大谷や山本由伸投手らは)WBCには参加しないでほしい。特に投手は大きな負担を背負っている」と発言。チームのワールドシリーズ3連覇に向け、指揮官は大谷の投手としての調整に影響を及ぼしかねないことを懸念しているが、日本側や大谷との話し合いの場を持った上で、最終的には「打者専念」という条件付きで出場を容認するだろう。 これまで大谷のWBC出場については暗雲が垂れ込めているかのような空気が漂っていた。大谷も14日のナ・リーグMVP受賞後の会見で「まだ球団を通してというか、連絡は個人間ではできないので。みんな連絡を待っているところ」と話すにとどめた。 今季は3月18日にカブスとの開幕シリーズ(東京ドーム)が始まり、11月2日のワールドシリーズ(WS)最終戦まで長丁場のシーズンを戦い抜いた。激闘の疲れを癒やし、来季は開幕から万全の状態を整えてWS3連覇を目指すシーズンになるだけに、WBC出場には慎重なのでは-との情報が広まっていた。 侍ジャパンの井端弘和監督(50)は16日、韓国代表との強化試合2試合を終え「9月ぐらいには(選手リストを)出している。皆さんが思っている選手は入っている」と話し、WBCIにオファーしたことを明かした。ただ、返事は返ってきておらず、「待ってて待ってて…といっても、こっち(国内組)が遅くなってしまう。一日も早く返事は欲しい」と焦る胸の内を隠せなかった。 第7回WBCは早くても4年後の30年。その時、大谷は35歳になっている。大リーグ関係者は「大谷はキャリアの絶期を迎えている自身のプレーを日本の野球ファンに生で見てほしいと願っているに違いない」と話す。だからこそ、東京ドームで開かれる1次リーグからの出場を希望するだろう。侍ジャパンが韓国やオーストラリアなど5チームが同居するC組を勝ち上がり、米フロダ州マイアミ(ローンデポ・パーク)での準々決勝に進出できる保証はどこにもない。 守護神・大谷がトラウトから三振を奪い、胴上げ投手になった前回大会決勝の劇的な幕切れは記憶に新しい。あの感動を再び…。大谷は来春、侍ジャパンのユニホームを着て躍動する気構えを整えている。…