1: 名無し 2025/11/14(金) 07:30:41.53 ID:Hk3SdoEfP2 創業103年の銀座「木挽町よしや」で、訪日客による無断キャンセルが相次いでいる。 三代目は「毎日のように2〜3組が取りに来ない」と明かし、予約品が破棄になる日もあるという。 出典: J-CASTニュース ■要約 東京・銀座の老舗和菓子店「木挽町よしや」が、訪日外国人客による予約の無断キャンセルに悩まされている。店のX(旧Twitter)では「ほとんどが取りに来ない」状況が繰り返されていると投稿され、反響が広がった。 店によると、予約は午前中に埋まることも多いが、来店客に英語で確認すると「戻ってくる」と答えた後に姿を見せないケースが散見されるという。電話番号に連絡してもつながらず、LINEも既読にならないことが多い。ひどい日は2〜3組が無断キャンセルし、名物どら焼きの大口予約が丸ごと宙に浮くこともある。 予約品は翌日には提供できないため、残れば廃棄となる。多くの場合は別の客が引き取るが、負担は小さくない。事前決済の導入案も寄せられているが、訪日客は1割ほどで、費用面から慎重に検討しているという。 ■解説 観光地での無断キャンセル問題は飲食店を中心に以前から指摘されてきたが、予約制で当日仕込みが必要な和菓子店にとっては影響がより深刻だ。とくに「どら焼き」のように消費期限が短い商品は、準備量の精度が売上と廃棄の差を大きく左右する。 背景には、訪日客の増加、言語の壁、予約文化の違い、連絡手段の不一致など複数の要因がある。事前決済の導入は効果が大きい一方、手数料やシステム維持費は個人店にとって重い負担となるため、簡単には踏み切れない。 観光需要が高まる中、小規模店舗でも“予約ルールの周知”“最低限のキャンセルポリシー設定”が求められる段階に来ている。地域・行政側も、訪日客向けの啓発や多言語支援を強化する余地があるだろう。老舗を支えるためにも、悪質な無断キャンセルの抑制は急務だ。…