
1: 2025/11/10(月) 08:51:54.06 ID:f4B6D4U/0 2026年に開催される第68回グラミー賞のノミネート作品が発表されましたが、ゲーム音楽部門を巡ってSNSを中心に大きな波紋が広がっています。有力候補と目されていた仏製RPG『Clair Obscur: Expedition 33』がまさかの落選。この結果を受け、SNSでは「審査員はゲームをプレイしていない」といった怒りの声が噴出し、音楽業界最高峰のアワードに対する不信感が急速に高まっています。 グラミー賞ゲーム音楽部門、有力候補『Clair Obscur』がまさかの落選 米国時間2025年11月7日(日本時間8日)、米レコーディング・アカデミーは第68回グラミー賞の各部門ノミネート作品を発表しました。2023年に新設された「最優秀ビデオゲーム・インタラクティブメディア作曲サウンドトラック賞」も候補が明らかになりましたが、そのリストに今年屈指の傑作と名高い『Clair Obscur: Expedition 33』の名前がなかったことで、多くのゲームファンに衝撃が走っています。 『Clair Obscur』の落選が単なる「残念な結果」で済まされないのは、同作のサウンドトラックが客観的な成功を収めていたためです。作曲家Lorien Testard氏が手掛けた本作の楽曲は、米ビルボードのクラシック関連チャートにおいて、10週連続で1位を獲得という快挙を達成。さらに、ワールド・サウンドトラック・アワード(WSA)で「Best Game Music」賞を受賞したほか、2025年10月時点でのストリーミング再生回数は3億3300万回を超えるなど、商業的にも批評的にも高く評価されており、ノミネートが有力視されていました。 今回の選考で候補から外れたのは『Clair Obscur』だけではありません。小島秀夫監督の最新作で、こちらも音楽への評価が高かった『デス・ストランディング2』もノミネートを逃しており、選考基準そのものへの疑問を深める一因となっています。多くのファンにとって、今回の結果は納得のいかないものとして受け止められています。 2026年のノミネート作品と選考の仕組み では、実際に誰がノミネートされたのでしょうか。2026年のゲーム音楽部門の候補に選ばれたのは以下の5作品です。 Avatar: Frontiers of Pandora – Secrets of the Spires Helldivers 2 Indiana Jones and the Great Circle Star Wars Outlaws: Wild Card & A Pirate’s Fortune Sword of the Sea このうち2作品は、ゲーム本体ではなく追加コンテンツ(DLC)としてリリースされたアルバムが評価対象となっています。さらに、選考の仕組み自体も議論の的です。グラミー賞の選考対象期間は2024年8月31日から2025年8月30日までですが、2024年2月に発売された『Helldivers 2』がノミネートされています。これは、ゲーム本体ではなく、対象期間内である2024年9月20日にリリースされた「サウンドトラックアルバム」を基準としたためです。こうしたサウンドトラックアルバムの発売日を基準とするルールが、一部のファンから選考の公平性に対する疑念を招いています。…