1: 名無しのがるび 2025/11/05(水) 16:47:30.84 ID:??? TID:SnowPig 若者のクルマ離れの二極化 若者のクルマ離れが叫ばれて十数年が経過した。 しかし都市部と地方では状況が大きく異なる。 都市部では自動車を所有すること自体が選択肢から外れつつある。 駅やバス停へのアクセスが容易で、タイムズカーシェアやLUUPなどのシェア型移動サービスが普及した環境では、維持費や駐車場の負担を考えると、クルマを持たずに生活する方が合理的と判断される傾向が強い。 一方で、地方では事情が異なる。 鉄道やバスの本数が減少し、生活圏も広いため、通勤・買い物・レジャーなど日常の移動にクルマは欠かせない。 高校や大学卒業後に都市部に出ない若者にとって、クルマは単なる移動手段にとどまらず、家族や友人との交流、趣味活動の手段としても重要である。 マイルドヤンキー層に見られる大型ミニバンや高級スポーツタイプ多目的車(SUV)への志向は、所有欲やステータスの象徴としての価値も残している。 都市部で不要とされる一方、地方では生活必需品として価値が残る。 この二極化は、単に「若者がクルマを必要としなくなった」現象ではない。 環境やライフスタイルの変化により、地域ごとにクルマの価値や利用形態が異なることを示している。…