
1: 名無しのがるび 2025/11/07(金) 14:50:17.69 ID:fjbFEdGL9 >>%no% 11/7(金) 11:30 2025年10月30日、HD-2Dリメイク版『ドラゴンクエストI&II』が発売された。本作は、ファミリーコンピュータで発売された『ドラゴンクエストI』および『ドラゴンクエストII』を、ドット絵を立体的に見せるHD-2D技術でリメイクしたタイトルとなる。これらの作品は、日本でRPGをはやらせた存在といっても過言ではない。歴史的にも非常に重要だし、40代・50代のユーザーにはかなり思い出深いタイトルといえよう。 そんな本作、評価が割れている。レビュー集積サイト「Metacritic」では平均84点と高評価な一方で、Steamの日本語ユーザーレビューは賛否両論(否定が多いという評価)になっている。実際にユーザーの感想を見てもかなり意見が割れており、特に『ドラゴンクエストI』のバトルに関しての問題提起が多い。なぜ、歴史的名作のリメイクに対して意見が割れるのか? 今回は『ドラゴンクエストI』のバトルにのみフォーカスを当て、解説していこう。 ■ボスが強いどころではなく、ザコ敵すら油断ならない 原作となる『ドラゴンクエストI』は1986年にファミリーコンピュータで発売されたタイトルで、勇者がひとりだけで冒険するRPGである。これはいまとなってはかなり異質である。 「たたかう」や「じゅもん」などのコマンドを選んで戦うバトルシステムのRPGにおいては、パーティーメンバーは3人くらいが一般的である。このくらいの人数のほうがきちんと戦略を生み出せるのだ。たとえばひとりは攻撃して、もうひとりは回復に周り、残りひとりは補助など、人数が増えるほど選択肢が増える。多すぎるとそれはそれで複雑なので、だいたい3人前後が望ましい。 しかし、前述のように『ドラゴンクエストI』はひとり旅である。かつてはRPGに慣れていない日本人向けにしたからこそソロになったわけだが、現代になるとあまりにも少なすぎるのだ。これをHD-2Dリメイク版ではどう対応したのかといえば、“高難易度化”を施している。それぞれのボスは、初挑戦ではまず倒せないほど強い。圧倒的な火力を持っているのはもちろん、大所帯で襲ってくるので対策しなければ勝ち目がないのだ。 ザコ敵も容赦ない。こちらを眠らせる「ラリホー」を使って一方的にリンチしてくるし、即呪文である「ザキ」も使ってくる。おまけに2回行動もあたりまえ。隙を見せればすぐにやられてしまうだろう。高難易度化を選んだのにはいくつかの理由が考えられる。ひとつはやはり、ゲームのボリュームを増すためだろう。 『ドラゴンクエストI』はレトロゲームなので、そのままだとあまりにもすぐクリアできてしまう。おまけにリメイクとなると、原作を覚えている人はよりスムーズにプできてしまうはずだ。もうひとつの理由は、勇者の闘を表現するためである。シンプルで簡単すぎると冒険が単調になってしまうため、意図的にボスを強くすれば記憶に残るものになる。これはHD-2Dリメイク版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』でも同様の手法がとられている。そして、結果としてこれが賛否両論になっているわけだ。 続きはソースをご覧ください…