1: 名無しのがるび 2025/11/05(水) 17:33:09.50 ID:aruq/lZO0● BE:194767121-PLT(13001) とさでん交通(高知市)の路線バス、路面電車で厳しい経営状況が続いている。乗客の減少に運転手不足が追い打ちをかけ、県と高知市も対策を進める。 住民の移動手段である公共交通の現状と課題を追った。(古谷禎一) 【絵】とさでん交通のキャラクター トーメン団地停留所。高知市中心部とのバスは1日2往復になった(高知市で) 「しなね様」で知られる高知市一宮の土佐神社に近いトーメン団地。大阪の商社が丘陵地を開発して1975年頃に入居が始まり、約340世帯、約750人が 生活する。はりまや橋など市中心部とを結ぶバス路線は80年に開設。住民らの署名活動で実現した。 しかし、昨年10月のダイヤ改正で1日2往復になり、それまでの同10往復以上から大幅に減便。とさでん交通の改正前の調査では団地内の乗降客はほとんどの便で5人以下だったという。 「(減便は)ショックでした。買い物帰りに荷物を持って急な坂道を上るのはしんどい。いずれは団地を離れないかん」。病院などへ通う際に週3日は 利用していたという80歳代女性が嘆く。今は自宅から20分近く歩いて県道に出て、一宮神社前停留所を通るバスに乗る。 団地自治会長の男性(76)は「自治会便りに『乗って残しましょう』とたびたび書いたけれど、みんな車を持つようになってバスに乗る人は減った。仕方ないという思いもある」と振り返る。…