1. 匿名@ガールズちゃんねる 音に敏感な「おうすけ」は驚き、ドアの隙間から首輪とリードを付けたまま走り去った。「おうちゃん、待って!」。通りかかった男子高校生が自転車を投げ出して進路をふさいだが、軽々とかわし、どこかへ駆けていった。 「おうすけ」を助けたのは、読売新聞を販売する出雲中央店の配達員、石橋貴男さん(52)だった。迷子になった翌日の早朝、配達中に偶然、「おうすけ」を見かけ、その後にチラシを見て迷子犬だったと知り、悔やんだ。「次は必ず保護する」と心に決めた。 17日早朝、新聞配達中に出雲大社で「おうすけ」を発見。神楽殿から、鏡の池に勢いよく飛び込んでもがいていた。池の水深は胸の高さほどあったが、石橋さんはためらわずに入り、ずぶぬれになりながらもリードをつかみ、助け上げた。前脚やあごに擦り傷、体にはダニもついていたが、元気だった。すぐに巌さんに連絡し、引き渡して配達に戻った。 池に入って「おうすけ」を保護した石橋さん(右)と飼い主の巌さん(出雲市で) 2025/11/04(火) 10:41:46…