1: 鉄チーズ烏 ★ 8Su80j4i9 2025-10-31 18:46:09 2025年10月31日 02:05 野球   スポニチアネックス取材班           【SMBC日本シリーズ2025 第5戦   ソフトバンク3―2阪神 ( 2025年10月30日    甲子園 )】 ソフトバンクの有原航平投手(33)が、米球界への復帰を目指していることが30日、分かった。23年に結んだ3年契約は今季限りで満了する。3年連続で2桁勝利をマークし、2年連続で最多勝のタイトルを獲得した右腕に対し、球団は残留要請する方向だが、契約終了の際にフリーエージェント(FA)となる項目が入っているもよう。最終的に本人の意思を尊重する方針で、再び夢を追う動きが加速する。       ソフトバンクでの今季まで3年間、有原は先発ローテーションの柱としてフル稼働してきた。加入1年目の23年は6月の交流戦からの登板ながらチーム最多10勝を挙げた。24年から2年連続で開幕投手を務め、いずれも14勝をマークして2年連続で最多勝のタイトルを獲得。それだけでなく2年連続で先発陣最多の26試合登板、最低限のノルマとしていた170イニングの投球回をいずれもクリアした。粘り強い“イニングイーター”として、2年連続リーグ優勝の原動力となった。       3年間で役目を全うした。その上で再び海を渡って挑戦したい思いがある。早大卒業後の15年から日本ハムで先発で6年間投げ抜いて、21年にポスティングシステムを利用してメジャー挑戦。レンジャーズでの2年間では3勝7敗、防御率7・57だった。右肩の手術もあって自身が納得する投球ができなかった。FAとなり、国内球界復帰を決断。同学年でメッツに移籍した千賀と入れ替わる形で先発の柱を担ってきた。       故障もなく、体力面の不安もない。150キロ超の直球に加えて、左打者の内角をえぐるカットボール、右打者のバットの芯をずらすツーシームの威力は健在だ。ソフトバンクで再び実績を積み、多彩な球種の制球力に自信を深めている。       24年4月には国内FA権を取得。国内球団が今オフの動向を見守っているが、タフネス右腕は再び、海の向こうへと視線を向けようとしている。…