988: 名無しさん@おーぷん 20/03/17(火)04:17:22 ID:E8.es.L1 ある専門書で「古典的名著」と言われているものがあって、そのジャンルに興味のある人や、研究者は必読とされている。しかし何十年も前に絶版になっているから、必要な人は図書館で読むか、高い値のついた古書を探すしかない。私も昔、図書館で読んで、自分でも持っていたいなと思っていた。しかしこのたび、復刻版が出たので早速買った。復刻版というのは、作り方に2通りあって、1、元の本を1ページずつスキャンして、画像をそのまま印刷する。2、元の本をスキャンして、読み取りソフトにかけて、デジタルテキストにして印刷する。今回の本は2の方だった。このやり方の欠点は、昔の本は「活版」というもので印刷されていて、活版の文字の特徴としてヨコ線が細く、また年数がたつにつれてインクが薄くなっていくので、スキャンした時にヨコ線を読み落とす確率が高いこと。だから「ほ」がヨコ線を1本読み落として「は」になっていたり、「目」が「日」になっていたりする。…