編集元: 笑える修羅場、衝撃体験【お茶請けに】496: 19/05/04(土)04:50:04 ID:QrK 10年くらい前の、連休の時の話。とある田舎へ一人旅した。ホテルのあるようなところではないので、旧街道沿いの「商人宿」ふうの旅館に泊まった。部屋に入って一休みしていると、女将さんが宿帳を持ってきた。女将さん「ご旅行?」私「ええそうです。××(マニアな史跡)を見に」女将さん「あらまー、こんな寝ぼけたような町にそんなもんあったの」連休というのにその日の泊り客は私だけで、女将さんは暇だったようで、宿帳に記入が終わってからも、お茶を淹れてくれたり付け合わせのお菓子の説明をしてくれたりで、ちゃぶ台を挟んで私の向かいに腰を落ち着けてしまった。しかし私はこういう旅先での世間話が好きで、家族経営の宿(ホテルでも結構ある)や飲食店を選んでいる。私「寝ぼけたようなって、でも何事もなくて平和なのが一番じゃありませんか」女将さん「何事もなく……、あらそう言えばね、こないだ大騒ぎがあったのよ」私「えっ、どんな?(来た来たっ!(喜))」旅館の数軒先に内科医院があるのだが、女将さんの話では、1か月ほど前、そこの医師=ご主人が倒れて、救急車で病院に担ぎ込まれた。幸いにして大事には至らず、数日で退院してきたそうだが、医院の奥さんの話によると、食中毒だったそうだ。医師が食中毒なんて、と女将さんたち地元コミュニティはあきれたが、実は、食中毒ではなかった。何日かして医院に警察がやって来て、家の中を調べていった。さらに数日して、奥さんが、警察に連れていかれた!医院の息子さん(大学生)の話では、奥さんが、夕食の焼き鳥の串にキョウチクトウ(夾竹桃)の枝を使って、食中毒に見せかけて、医師をころそうとしたんだそうだ!でも食中毒とは症状が違うのですぐばれて、警察沙汰になった。…