
1: 名無しのがるび 2025/10/24(金) 13:08:32.86 10月第3週の動員ランキングは、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』『秒速5センチメートル』『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』『国宝』の上位4作品の順位に変動なし。初登場作品で最上位となった、5位『ストロベリームーン 余命半年の恋』のオープニング3日間の興収は1億円にも満たなかった。相変わらず、6月からの東宝配給(共同配給含む)作品の寡占状態が続いている。 先週末4位、『国宝』の週末3日間の動員は7万8000人、興収は1億1600万円。公開から136日間の累計動員は1164万8400人、累計興収は164億3600万円。公開20週目に入ってさすがに勢いは落ちてきたが、スクリーン数が減少する中で未だに高い客席稼働率を維持していて、今週に入ってもウィークデイの動員と興収はトップを走り続けている。 ちなみに週末を含む先週1週間の興収は2億9000万円。同じく先々週1週間の興収は3億3000万円。つまり、10月に入ってからも週約3億円前後のペースで数字を積み上げているわけで、いよいよ見えてきたのは実写日本映画歴代興収1位の座だ。現在の実写日本映画歴代興収1位は、2003年公開『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の173億5000万円。先週末終了時点での『国宝』との興収差は約9億円。現在のペースが多少ダウンしても4週後、11月の半ばには記録を更新する見込みだ。ちなみに、そこまでいってもアニメーション作品を含めた興収ランキングでは歴代8位。次に立ちはだかる7位の『ハウルの動く城』は196億円。さらにその次の『もののけ姫』は今週末から4Kデジタルリマスターが施されたIMAX上映が始まるので、現在の201億8000万からさらに数字が上積みされる。 日本公開の約1ヶ月前、今年5月にカンヌ国際映画祭で世界初上映された『国宝』だが、来月にはフランス、韓国、そして北米と海外の主要マーケットでようやく一般公開も始まるので、国際長編映画賞の日本代表作品に選出された来年のアカデミー賞の行方と合わせて、今後もしばらく話題には事欠かないだろう。アニメーション作品のような、客足が落ち着いてからの来場者プレゼントによるブーストには期待できないものの、「実写日本映画歴代興収1位」の称号は宣伝的にもきっと追い風になるはずだ。 >>%no%…