1. 匿名@ガールズちゃんねる たとえば1959年生まれで現在65歳の「かずこさん」は、「女は勉強せんでいい、家のことさえすればいい」という典型的な家父長制的思考の父親のもとで育ち、高校卒業後は就職し、23歳で結婚。夫の実家で義両親との同居を始め、家事、育児、介護をこなしながら、夫の「家事がおろそかにならないのだったら」という条件のもと、外でも仕事をし、自分の居場所を見つけてきました。 こうした2世代、3世代での同居は、昔はよくあることでしたが、よいところがある反面、「幅広い世代がひとつ屋根の下で暮らすため、嫁姑問題、介護問題、プライバシーの侵害、暴言・暴力といった危険要素はいくつも孕んでいる」(本書より)とも言えます。「かずこさん」の年齢に近い現在の親世代は、「自分たちが気苦労を経験しているからか、子どもに同居を強要する傾向はあまり見られない」(本書より)そうです。 また、こうした親の姿を見てきた若い女性たちの中には、「働く場所だけでなく、働くスタイルの選択肢も少ないように思えるのは、富山は未だ男尊女卑の思想が根深いからなのではないか」(本書より)と話す人もいます。もちろん、若い世代でも愛着を持って富山にとどまったり、外から戻ってきたり移住してきたりという女性もいて、世代や環境でもその選択やその後の人生はさまざまです。 2025/10/22(水) 00:21:46…