
1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2025/10/19(日) 09:02:23.73 ID:vdtHVuSO9 柔道 角田夏実「自分の可能性狭めたくない」卵子凍結の選択 2025年10月17日午後0時15分 NHK 「自分の可能性を狭めたくない」 取材の中で、角田夏実選手が何度も口にしたことばです。 角田選手は33歳を迎えたこの夏、「卵子凍結」をしました。 トップアスリートがなぜ今その決断をしたのか。 去年のパリ五輪で金メダルを獲得し、日本中を沸かせた柔道家が競技人生の裏側で見つめていた“もうひとつの時間”を追いました。 (おはよう日本ディレクター 高瀬杏) ■金メダルに輝いた その先で この夏、都内の病院に、柔道金メダリストの角田夏実選手の姿がありました。 角田夏実選手 「やっぱりリスクが気になります。体にどういう変化が起きるのかっていうのは、聞いたうえで考えたいですね」 33歳になることし、検討していたのは「卵子凍結」です。年齢と共に減少する卵子の数を、将来の妊娠を見据えて、若いうちに採取し、冷凍保存する方法です。 角田夏実選手 「難しいけど、何を取るか。それは日々悩んで、日々選択しているつもりなんですけど」 去年のパリオリンピック。角田選手は得意の“ともえ投げ”で、日本柔道女子で史上最年長の31歳11か月で金メダルに輝きました。 20代で引退する選手が多いなかでの快挙。それは、たび重なるけがや厳しい減量を乗り越え、52キロ級から48キロ級に階級を下げるなど、異例の挑戦の末につかんだ勝利でした。 角田夏実選手 「遅咲きだった部分もあったので、いろんなことをやっていくうえで、自分から可能性を潰したくないっていうのはあって。後悔するぐらいなら、挑戦してみよう、飛び込んでみようと思って。順風満帆な選手人生じゃなかったなというのは思っていたので、『やっと夢がかなってよかったな』って」 ■悲願を達成して生まれた“迷い” 現在も練習を続けている角田選手。しかし大きな目標を達成したことで、迷いを持つようになりました。 ――このまま柔道を続けた先で、子どもを持つことはできるのか。 それはオリンピックを目指そうと思って以来、心にふたをしてきたことでした。 連覇が期待されるロサンゼルスオリンピックの2028年、角田選手は36歳を迎えます。同世代の友人が子どもを持つ姿をみて、漠然とした不安を抱くようになりました。 角田夏実選手 「次のオリンピックにかけてあと3年やって、もし出られなかったときに私には何が残るのかなとか。33歳から36歳、この年代の3年ってすごく大事。そこをまた柔道だけに費やせるか。私はいつ結婚して子どもを産むんだろうって。なんでこのリミットがあるんだろう。30代になるまでこんな悩みを持つとは思っていなかった。見えていなかったですよね」 これまでひたむきに柔道に向き合い続けた日々。 次のオリンピックを目指す覚悟が固まらない今、一度立ち止まって、この先の人生について考えたいと思うようになっていました。 ■アスリートとして ひとりの女性として向き合ったこと ことし6月、角田選手は自分の体に向き合いたいと、「女性アスリート外来」がある病院を訪ねました。 卵子凍結では、一度に多くの卵子を採取するため、卵子の発育と排卵を促す排卵誘発剤を使用しますが、角田選手には気がかりなことがありました。体や競技への影響です。 角田夏実選手 「(薬の影響で)体が変わっちゃったり…使うのをやめたら戻りますか?今の体は筋肉がつきやすくて、あざができにくい。それが服薬をきっかけに、変わったら嫌だなとか思ったりして」 医師 「一時的にはもしかしたらなる可能性はあるかもしれないけど、いずれ戻ります」 角田夏実 直筆サイン付写真 世界女王 女子柔道48kg級金メダル 証明書付 1枚GENERIC近代柔道 2021年 06 月号 [雑誌]ベースボール・マガジン社2021-05-21…