1. 匿名@ガールズちゃんねる 残業も多く過労状態で、香さんら保育士は子どもたちを見きれない。ある日のお散歩では、園児にケガをさせてしまったという。公園でブランコを強くこいでいた5歳の子どもに向かって、よちよち歩きの2歳の子が近づいていることに気づかず、子どもたちが衝突。2歳児が顔にケガをしてしまった。香さんは、「このままではいつか、もっと大変な事故に遭いかねなくて怖い」と、退職を考えている。 認可保育園での保育事故は2015年度の344件(うち2件は死亡)から年々増え、2024年は1449件(うち1件は死亡)と過去最多を更新している。これまでの筆者の取材からは、急ピッチで保育園が作られたことで保育士育成が追い付かないこと、劣悪な労働条件のなかで離職が相次いで保育スキルが向上しないことなどが主な原因と見られる。 「子どもたちにもう1人保育士を!」の全国保護者実行委員会(事務局:名古屋市)では、目指すべき配置基準を提言している。 0歳児は現行の「3対1」から「2対1」へ、同様に1歳児は「6対1」から「3対1」、2歳児は「6対1」から「3~4対1」、3歳児は「15対1」から「5~10対1」、4~5歳児は「25対1」から「10~15対1」への改善を求めている。 もし地震や災害が起こった時、保育士1人で赤ちゃん2人までなら両脇に抱えて逃げられるかもしれない。しかし、0歳児の配置基準が保育士1人に子ども3人の現状では、果たして赤ちゃん3人を連れて逃げることができるだろうか。保育士配置基準の抜本的な見直しは、必要不可欠ではないだろうか。 2025/10/18(土) 18:43:13…