
1: 2025/10/13(月) 18:44:18.95 ポーカーの世界的な大会「WSOP Ladies Championship」で2024年に日本人初優勝を果たし、2025年には2連覇という“歴史的快挙”を成し遂げた、ポーカープレイヤーの岡本詩菜さん。 2024年の初優勝時には日本円で約2500万円、2025年の2連覇達成時には約2700万円の賞金を獲得し、現時点での獲得賞金総額は約1億6000万円にも及ぶ。 岡本さんは京都大学工学部建築学科を卒業後、外資系の大手投資銀行で10年間働き、ポーカープレイヤーに転身した。会社員時代には年収2000万円以上あったという。 彼女は、なぜ安定した仕事と収入を手放すことにしたのか。どのような経緯でポーカープレイヤーになったのか。岡本さんに、生い立ちから現在に至るまでの話を聞いた。 「会社から徒歩10分以内のところに住め」新人は朝5時には出社してレポート作成 ――岡本さんが新卒で入社した外資系の投資銀行は、給与が高い分、とても忙しいと聞きます。実際の働き方はどうでしたか? 岡本詩菜さん(以下、岡本) 入社してすぐ、教育担当の先輩から「会社から徒歩10分以内のところに住め。土日も絶対に会社に来い」と言われました。 ――なぜ徒歩10分以内のところに住まないといけないのでしょうか。 岡本 配属が決まるまでの数カ月間は、いろんな部署を回る研修期間だったんですけど、そのときは毎朝新聞から1つ話題をピックアップして、 自分の意見をレポートにまとめ、先輩たちが出社するまでにメールで送信する、という課題があったんです。 先輩達は朝7時くらいから出社し始めるので、それまでにレポートを書き終えていないといけない。だから、私たち新人は朝5時には出社するように言われていました。 ――なるほど、公共交通機関の始発に乗っても間に合わないですね。 岡本 そうなんです。当時、家を出てから自分のデスクに着くまでの時間が7分のマンションに住んでいて。 私はとにかく要領が悪くて、朝5時だとギリギリになってしまうので、朝4時には出社して準備していましたね。 「毎日1時間睡眠」「髪を洗うのは3日に1回だけ」忙しすぎる過酷な日々 ――それで、夜は何時頃まで仕事をしていたのでしょうか。 岡本 定時は夕方なのですが、そのあと夜8時頃まで勉強会や研修があって。さらにその後は、ほぼ毎日飲み会があるんです。 まだ仕事が残っていたら、飲み会の後に会社に戻って作業して。研修期間中は、ほぼ毎日そんな生活を送っていましたね。 ――次の日にはまた朝4時に出社するとなると、ほとんど寝られなかったのでは? 岡本 毎日1時間睡眠が基本で、3時間ほど眠れたら「今日はたくさん眠れたな」と思っていました。 ※関連記事 【画像】この漫画の「ダメ人間」と付き合っている彼女の話、少し怖くて草wwwww…