1. 匿名@ガールズちゃんねる 1店舗の経営を続けていた薬局を2店舗にするなど、経営者として頑張っていた新開さんでしたが、そんな新開さんの人生に大きな影響を与える出来事が起こります。それが、32歳のときに起こった、実の父親の死でした。 「私は父親が亡くなったことを後悔するだけで終わらせず、自分の中で生かさなければならないと思いました。一方で冷静に自分が今後この経験を活かせることは何だろうと考えたとき、精神科で働いたり、心理の勉強をしたりしてきたことから、患者さんを心と身体の両方から直すことができる医師になることだと思ったので、ここで初めて医師を目指そうと思いました」 その間、予備校で出会った男性と結婚しましたが、決意は変わらず、医学部を目指しての受験勉強を続けます。 7浪目も2番目の子どもが生まれたこともあり、子育てをしながら東進衛星予備校に通っていた新開さん。 「40歳を超えて藤田(藤田保健衛生大学)に合格した人の本を読んだことがきっかけで、その人にメールを出したんです。すると、丁寧にメールを返してくださったのですが、年齢的に高い学生や、女性をあまり取らないとされる大学を教えてもらえたんです。その中で藤田は再受験生も取っていると聞きましたので、自分がやってきたことを発揮するにはとてもいい大学だと思いました」 こうして7浪目の受験では、10月に実施された藤田保健衛生大学医学部の推薦入試に臨み、なんとか合格をすることができました。受験生活は7年間にも及びましたが、39歳でついに目標を叶えることができたのです。 2025/10/12(日) 15:35:11…