1 名前:ぐれ ★:2025/03/12(水) 11:44:06.40 ID:OHWWnpzy9.net ※3/12(水) 7:17配信 プレジデントオンライン 毎日の家事の中でも、負担の多い食器洗い。洗うことから乾かすところまで自動でやってくれる便利な「食器洗い乾燥機」は、欧米では7割ほど導入されているのに、なぜ日本では普及しないのか。生活史研究家の阿古真理さんは「食洗機の普及を阻む要因は5つある」という――。 ■なくても暮らせるがあると便利な食洗機 春、新生活が始まるという人も多いだろう。新居のキッチンに食器洗い機(食洗機)がある人は、どの程度いるだろうか? 内閣府が2024年3月に実施した「消費動向調査」によれば、食洗機の普及率は37.3%。2005年は21.6%だったから、19年で約1.73倍に増えた計算になる。とはいえ、洗濯機や冷蔵庫、電子レンジのように、たいていの家庭にある家事家電と言うにはほど遠い。 気になるのは、「主要耐久消費財」の普及率などを調べたこの報告書では、温水洗浄便座や衣類乾燥機、システムキッチン、カラーテレビは入っているのに、電子レンジは入っていないことだ。衣類乾燥機の普及率は55.0%、温水洗浄便座は82.0%。こうした、なくても暮らせるがあると便利な商品の普及を増やしたい、国の意図が入っていそうな気がする。 ■子育て期の女性に働いてほしい国は食洗機を普及したい 2021年には、経済産業省が「家事の強い味方、食器洗い機」というレポートを発表している。この調査では、食洗機の「販売数量は2016年以降、上昇傾向にあります」と書いている。その伸びはシステムキッチンの普及率とリンクし、ビルトインタイプが人気になっている。7割程度普及している欧米に比べると「日本の食器洗い機の普及率は低くなっています」とし、食洗機の導入が家事時間の短縮につながると訴える。子育て期の女性にもっと働いてほしい国はやはり、食洗機を導入してもらいたいようだ。より高価なモノが売れれば、経済にも好影響を与える。 メーカーだけでなく、国も普及率を上げたい食洗機。あれば、家事の1つが減る。「誰が皿洗いするのか」でケンカしなくて済むし、食事中に後片づけが気になって憂鬱になることもない。また、手洗いするお湯の温度は40度前後だが、食洗機なら60~70度で洗浄力も高まる。食洗機を導入した人はよく「ガラスのコップがピカピカになる」と喜ぶ。節水能力も高めだ。 続きは↓ 引用元:…