1: muffin ★ qLrRKRmj9 2025-09-30 18:26:23 9/30(火) 16:53 楽天モバイルで代表取締役会長を務める三木谷浩史氏は9月30日の記者会見で、物価高や円安によるコスト増の環境下でも「我々は値上げはしない」と明言した。「楽天だけが低価格×無制限に挑戦し続ける」と強調し、料金据え置きの姿勢を示した。 また、楽天モバイルにはコスト面での優位性があるという。世界で初めて完全仮想化クラウドネイティブのモバイルネットワークを商用化し、従来型に比べて設備投資を約4割、事業運営費を約3割削減していると強調した。 さらに、2025年3月にはAIを活用した「RIC(RAN Intelligent Controller)」を国内で初めて商用ネットワークに導入。基地局の制御をAIで自動化・最適化することで、2025年内に電力消費を約2割削減できる見込みだとした。 契約回線数については、2025年9月25日時点で930万回線(MVNOを含む)を突破したことを明らかにした。成長ペースから見て、早期に1000万回線に到達する可能性が高いとの見方を示した。 楽天モバイルが値上げしない3つの理由 携帯各社が月額料金や事務手数料の値上げに動くなか、楽天モバイルは低廉な料金を貫く姿勢を示した格好だ。 三木谷氏は、値上げをしない理由について次の3点を挙げた。 1つ目:「我々を第4の携帯会社として国が受け入れた理由は、リーズナブルで使いやすいネットワークを提供することがミッションだからだ。辛いところもあるが頑張ろうということだ」 2つ目:「新しいOpen RANという、すべてソフトウェアで制御する仕組みを採用しており、機器調達で優位性がありコストを抑制できている」 3つ目:「AIの導入により、電気料金が上昇するなかでも消費電力を2割削減することが可能になった」 その上で「当然、第4の携帯会社として追いかける立場にある。我々としても努力を続け、少しでも多くのユーザーを獲得していきたい。後発ということもあり、踏ん張っていきたい」と述べた。…