1: 牛乳トースト ★ 2024/05/03(金) 22:24:01.21 ID:0o53k4F/9 「当店は一人喫茶専門店です」―。こんな看板を掲げる店が、岡山市中心部の表町商店街にある。「もなど喫茶店」だ。以前は普通の喫茶店だったが、どうしてこのような形態にしたのか。店主に理由をたずねてみると、さまざまな葛藤や客への思いやりがうかがわれた。 暗めの照明にアンティーク調のインテリア、さりげなく飾られた観葉植物と水槽を泳ぐグッピー…。「もなど」の店内は、「ふぅ~」とひと息つきたくなるような落ち着いた空間が広がる。 店主の石井寛子さん(34)は学生時代、カフェでアルバイトを経験。「お客さんがゆったりくつろいでいる姿を見て、『これを仕事にしたい』と思いました」と話す。「老若男女問わず癒やしを求める空間」として喫茶店にすることを決意。勉強のため、さまざまな店を巡る中で、良い喫茶店の「定義」に気づいたという。 「家にいると、やらなければならない家事が見えてくる。でも喫茶店に行くと、誰かが空間を整えてくれていて居心地が良い。人がいれてくれたコーヒーはおいしいし、優しさも感じられる。私が魅力を感じる喫茶店は『素敵な主婦(夫)』のようだと思いました」と振り返る。 大学卒業後、カフェや園芸店で働きながら開業準備。2017年7月、27歳の時に「もなど喫茶店」をオープンさせた。オープンしてまもなく、カメラの腕がある学生客が「クリームソーダ」の写真をインスタグラムに投稿したところ、それが大バズり。純喫茶ブームも相まって、客の絶えない店となった。 ところが一人でゆったり過ごしたい常連客もいれば、メニューで映える写真を撮りたい客、数人でおしゃべりしたい客もいる。「お客さんに自分と向き合う時間を持ってほしい」という理想を掲げていた石井さんは悩んだ。「おしずかに」という注意書きを掲示し、大きな声の客に「もう少し声のボリュームを」と声かけをしたりもしたが、心苦しかったという。 昨年、近くに大きなイベントホールができたことで、ライブ前後の団体客が増えた。土日はさらににぎわいが増し、常連客の中には、人の多い時間帯を避けて通う人まで現れた。「このままではどっちつかずになってしまう。店側が方針を決めなければ」と考え、4月18日から「一人専用」にリニューアルした。 *記事全文は以下ソースにてご覧下さい 2024年5月3日 15時0分 livedoorニュース/まいどなニュース 引用元: ・おひとりさま専用の喫茶店…だと?1人客限定にした34歳店主の思いとは 岡山の純喫茶 [牛乳トースト★]…