1: 七波羅探題 ★ PzGuxf3p9 2025-09-21 07:45:37 Yahoo!オリジナル記事9/21(日) 7:10 大学受験の推薦入試が拡大する中で、医学部の定員の23%が総合型選抜や学校推薦型選抜になっています。国公立大学の医学部の推薦入試では、学科試験は共通テストだけで、2次試験は面接・小論文というパターンがあり、一般選抜よりは高い学力がなくても合格できる可能性は高まっていると話す大手予備校の医学部対策担当者もいます。そして、中には「馬鹿でも医学部に入れる」と煽る人たちもいますが実際に簡単に医学部に入れるものなのでしょうか。 医学部の推薦入試は学力的に楽かというと疑問です。京都大学の医学部の推薦入試では評定平均値4.7以上でないと出願できないとのことですが、合格者の高校名を見ていると首都圏や関西圏の最難関高校の名前が並びます。そのような高校でそれだけの評定があればかなりの学力でしょう。また、各地の医学部の推薦入試の中で「地域枠」(地元の医療に従事する地元の高校生のみが出願できる)はハードルが低くなると推測されますが、そうそう合格できる入試ではありません。岡山大学の地域枠入試は定員を遙かに上回る志願者がいましたが、合格者は定員未満でした。なぜそうなるかといえば、求める学力や人格を満たす受験生でないと、定員を満たせなくても、合格させないからです。医学部の推薦は学力と人格を求め、そうそう簡単に受かる入試ではありません。最低でも「一浪したら一般選抜で合格するだけの学力」があり、人格的に優れた学生を先にとる入試が医学部の推薦入試です。…