845: おさかなくわえた名無しさん 2008/12/01(月) 15:49:47 ID:o3xhZxBO 少々長いが、大学の友達の彼女の話 今から2年前の出来事だ。 夜8時ぐらいに俺のアパートで一緒に勉強をしていた友人のケータイに、友人の彼女から電話が入った。 いつもの惚気だろうと思っていると、なにやら様子がおかしい。 どうやら彼女がアパートへ帰宅したところ、押し入っていた泥棒に偶然出くわしてしまった。 彼女自身がパニックになっており現状はよく分からない。「とにかくすぐ来て欲しい」とのこと。 これは大変なことになった、すぐ助けに行かなきゃと、 俺と友人はとりあえず目に入った室内用物干し竿を手に、慌てて彼女のアパートへ向かった。 現場まではチャリで5分程度だが、その時はやけに長く感じた。 到着してみると、彼女の部屋のあたりで人だかりができていた。 どうやら同じアパートの住人や近所の住民が、騒ぎを聞きつけて駆けつけたようだ。 部屋の中に入ると、そこら中物やゴミが散乱して酷い有様。 その傍らで、破けたシャツを纏って泣き続ける彼女と、それを慰める近所のおばさんが3人。 そして、俺達と同じ大学の逞しい男子学生(後で聞くと陸上部の砲丸投げの選手だった)が3人、40過ぎぐらいの男を組み伏せていた。…