1: 名無しのスコールさん 2025/05/24(土) 10:06:24.78 ID:ft+5WYrw0 19年5月以降、いまに至るまで、同室にはA子さんという50代の女性がずっと居住している。 この部屋で過去に起きた事件については、不動産業者から事前に説明を受け、A子さん本人も事件については知っていたと語る。 「一応事前に、『殺人事件が起きた部屋です』との説明は受けていました。あと、事件についての本も買って読んでいたので、この部屋でどういうことが起きたのかは知っています。ただ、私のなかでは死んだ人間よりも“生きている人間の方が怖い”という思いがあるんですね。だからさほど気にはならなかった」 入居した段階で玄関内の壁にはお札が貼られており、浴室の窓の枠には、一定以上の開閉を妨げるストッパーが取り付けられていたであろう、穴の痕跡が残るなどしていた。 「でも、とくになにか嫌な感じとか、そういうものはありませんでした。それでいうなら、前に住んだことのある部屋の方が、事故物件ではないのに不穏な雰囲気がありましたから。とはいえ、知り合いにあの事件の部屋に住んでいると話すと、『なんでそんなところに!』や『あそこはやめた方がいい』ということは言われますね。気にはしませんけど」 引用元: ・…