1. 匿名@ガールズちゃんねる ▽「間接的な復讐」望むのか―94歳のスペイン人神父、ハビエル・ガラルダさん 死刑制度は、終わらせてほしい。被害者遺族が本当につらい思いをしているのは分かる。だが、死刑は「間接的な復讐」で、“深いところの自分”はそれを望んでいないはずだと考えるからだ。 イエス・キリストは「敵を愛しなさい」と言った。最初は憎しみで余裕がないだろう。だが、時間がたって少し落ち着いたら、その時には選ぶことができる。復讐の道を歩き続けるか、死刑囚のため祈る道を歩くのか。 ▽遺族にとっての被害回復―地下鉄サリン事件遺族の高橋シズヱさん 「被害者遺族は時計が違う」と言われる。夫と暮らした家はリビングから玄関が見えた。帰宅時に「おかえり」と声をかけていたドアはそのまま。夫は今、家にいないだけ―。事件直後は、亡くなった感覚がなかった。 今日、明日、1カ月、1年ではなく、10年単位で少しずつ変化が訪れる。執行の場合も同様だ。徐々に気持ちを切り替えるきっかけとなる。つまり被害回復ができるということだ。 ▽命に対峙、厳かな職務―元法務省矯正局長の大橋哲さん 世論調査では8割強が制度を支持する一方、将来的な廃止に含みを持たせる意見も少なくない。まずは誤判をなくすため、死刑事件における裁判手続きの厳格化が必要だ。その上で執行数が減少すれば、自然と廃止に近い状況になる。中長期的には、それが一番現実的な選択肢ではないか。 2025/09/11(木) 00:34:47…