韓国ネットの反応 ベトナムではかつて「チュノム」と呼ばれる、漢字を基にした独自の文字体系が使用されていました。チュノムは漢字を変形させた複雑な表記で、習得が非常に難しく、文盲率が高かったことが記録されています。19世紀、フランスの統治が始まると、ラテン文字に発音記号(ダイアクリティカルマーク)を組み合わせた「クオックグー」が急速に普及しました。結果的にチュノムは使われなくなり、ベトナムは漢字を完全に廃止することに成功した数少ない国となりました。中国や日本では漢字が根強く残り続けている中、ベトナムだけが大規模な文字転換を実現したことは大きな特徴と言えます。この背景には、植民地支配という外的要因や、識字率向上という社会的なニーズが関係していました。この記事へのコメントはこちらからお願いします。…