1: 冬月記者 ★ 50vd3Lgt9 2025-09-06 11:26:09 全ランキング 【新声優版】何度でも観たい「ドラえもん映画」ランキング! 同率3位『のび太の新恐竜』『のび太の地球交響曲』、2位『新・のび太の日本誕生』を抑えた1位の作品は? 9月3日はドラえもんの誕生日だ。故・大山のぶ代さん(享年90)から水田わさび(51)へとドラえもんの声優が交代して20周年目の今年、6日に『ドラえもん誕生日スペシャル』が放送される。 この特別な回のタイトルは『天空城の秘宝!~Legend of the True Hero~』。のび太と仲間たちが映画の世界に取り残されてしまうというストーリーで、劇場版さながらの冒険が繰り広げられる――。 そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20代~60代の男女500人を対象に「何度でも観たいドラえもん映画」についてのアンケート調査を実施した。 この記事では2006年以降の「新声優版」のランキングを紹介する。 同率で第3位に選ばれたのは『のび太の新恐竜』と『のび太の地球大交響曲』だ。 まず、『のび太の新恐竜』は、映画第1作目『のび太の恐竜』公開から40周年を記念して2006年に公開された作品。藤子・F・不二雄による原作とは違い、のび太が双子の恐竜「キュー」と「ミュー」を育てるため、6600万年前の地球で奮闘するという完全オリジナルのストーリーだ。「歴史を変えてはいけない」というルールの中で「ルールさえ守っていれば良いのか」という問いに、のび太たちがどう答えを出すのかが作品全体のテーマとなっている。 アンケートでは 《テーマが良かったし、印象に残る作品だったから》 《ストーリー性が良く泣ける場面もあるため》 《ドラえもんの秘密道具の使い方が巧みでよくできたストーリー構成になっており、学びがあるから》 など、作品のテーマ性や懐かしくも新しいストーリーが面白い、という声が多く上がった。 もう一つの第3位の作品は2024年公開の映画『のび太の地球交響曲』。藤子・F・不二雄生誕90周年を記念して製作された。音楽を嫌いになってしまったのび太が、ひょんなことから出会った不思議な少女とともに地球の危機を音楽で救う、というあらすじだ。音楽を通して成長するのび太の姿や伏線回収の鮮やかさなど、ストーリー面での評価が高い作品で、Vaundyが主題歌を書き下ろしたことでも話題になった。 アンケートでは 《歌が耳に残るから》 《戦闘シーンに迫力があり引き込まれてしまうから》 《自分も子供の時にピアノをやっていたのを思い出した》 など、テーマが音楽なだけに劇中の曲を評価する声も多くあがっていた。 続いて、第2位は2016年公開の『新・のび太の日本誕生』だ。 藤子・F・不二雄による原作『のび太の日本誕生』のリメイク作品。家出を決心したのび太たちは7万年前の地球へタイムスリップし、原始時代で楽しく暮らそうとしていたところ、原始人のククルと出会う――。リメイクではあるものの、のび太と登場キャラクターの深い友情や、タイムパトロール隊ののび太たちへの思いやりなど、登場人物の心情が原作以上に繊細に描かれている。 アンケートでは 《面白いし、子供の教育にためになる部分があると思ったから》 《小さい頃から見てきた日本誕生が違う雰囲気の声優になりましたが、それでも好きです》 《ストーリーの面白さと展開の速さが面白い》 など、現代風にアレンジされたキャラクターやテンポが観ていて楽しいという声があがった。 そして、栄えある第1位に輝いたのは『のびたの恐竜2006』だ。 漫画『ドラえもん』誕生35周年を記念して製作された、1980年公開の大長編ドラえもん第1作『のび太の恐竜』のリメイク作品であり、声優陣が変更してから初となる大長編作品だ。原作からリメイクまでの間に発展した古生物学の新たな学説が盛んに取り入れられ、公開された2006年は「ピー助」のモデルである「フタバスズキリュウ」が「フタバサウルス・スズキイ」という学名で新種として登録された年にもなった。 アンケートでは 《恐竜とのび太のエピソードが一番印象に残っているので》 《子供と一昔前に見たので》 《小さいころに親と映画館で観たことを未だにおぼえているから》 など、公開は約20年前だが、親子の思い出の作品として全世代から懐かしむ声が多くあがっていた。 水田わさびによる“新ドラえもん”も今年で20周年。これからのドラえもんも楽しみだ。…