
1: 久太郎 ★ 2025/09/06(土) 09:44:06.88 ID:YRD4tspr9 FIFAワールドカップ26欧州予選グループIの第5節が5日に行われ、イタリア代表とエストニア代表が対戦した。 ここまで2試合を消化した欧州予選で1勝1分を記録し、前節をもってルチアーノ・スパレッティ監督が退任となったイタリア代表。今節はジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の初陣であり、新体制となった“アズーリ”の戦いに注目が集まる。システムは『4-4-2』が採用され、2トップにはモイーズ・キーンとマテオ・レテギを起用。ホームで欧州予選連勝を狙う。 試合は16分にイタリア代表がビッグチャンスを作り出す。左サイドからのクロスが大外に流れ、マッテオ・ポリターノが味方とのパス交換からボックス内にボールを供給。キーンが体を張ってキープすると、反転しながら左脇のレテギに横パスを出す。マーカーを背にした状態で振り向きながら左足を振るが、鋭いシュートはわずかに枠の左へ外れてしまった。 その後もイタリア代表が主導権を握り、立て続けに決定機を演出。前半アディショナルタイムには、相手GKが弾いたセカンドボールが右サイドに流れ、回収したポリターノが一度バックパスを選択。ポジションを取り直してニコロ・バレッラからパスを受け直すと、得意のカットインからゴール前にインスイングのクロスを蹴り込む。しかし、レテギのヘディングはGKに弾かれクロスバーに直撃。イタリア代表の得点には至らない。 そんななか、猛攻を続けるイタリア代表が58分に均衡を破る。左サイドのフェデリコ・ディマルコが縦にパスを流し、内側のスペースをマッティア・ザッカーニがスプリント。リターンを受けたディマルコがダイレクトでクロスを送り、ニアに飛び込んできたレテギが右足のアウトサイドでフリックする。浮き球のボールはファーに向かい、キーンが打点の高いヘディングで反応。2トップの関係からイタリア代表が先制した。 さらに69分、バイタルエリアでパスを受けたレテギが巧みなテクニックを披露。細かいタッチで複数の相手選手からボールを守り、左でサポートしたジャコモ・ラスパドーリにパスを預ける。レテギはすぐさまペナルティエリア手前に入り込み、ラスパドーリからリターンを引き出し右足を一閃。一瞬の隙を突いたグラウンダーの一撃がニアを射抜き、“アズーリ”が貴重な追加点をマークした。 攻勢を強めるイタリア代表は、2分後にもポリターノによるマイナスの折り返しからラスパドーリがヘディングで3点目をゲット。89分にはレテギにこの日2点目が生まれ、アディショナルタイムにもアレッサンドロ・バストーニが5点目をマーク。結局、そのまま試合は5-0で終了し、イタリア代表がガットゥーゾ監督の初陣を勝利で飾った。次節、イタリア代表は8日にアウェイでイスラエル代表と対戦。エストニア代表はその翌日にホームでアンドラ代表と対戦する。 【スコア】 イタリア代表 5-0 エストニア代表 【得点者】 1-0 58分 モイーズ・キーン(イタリア代表) 2-0 69分 マテオ・レテギ(イタリア代表) 3-0 71分 ジャコモ・ラスパドーリ(イタリア代表) 4-0 89分 マテオ・レテギ(イタリア代表) 5-0 90+2分 アレッサンドロ・バストーニ(イタリア代表)…