1: 少考さん ★ 3jRZ9QPz9 2025-09-02 21:46:28 ※調査日:5月12日 「知らなくて恥をかいた」「面倒に感じる」もやもや募る“エレベーターの上座下座”マナーは何のため? [ビジネスマナー] All About 更新日:2025年09月02日 社会人が身に付けておくといいとされる「ビジネスマナー」。中には知らないと恥をかいたり、仕事に影響が出たりするものもあれば、一方で、本当に必要なのかと疑いたくなる“謎マナー”なるものも存在しています。なるべく気持ちよく仕事ができるよう、ビジネスマナーに関するもやもやを優しく解きほぐしていきます。 今回はAll About編集部に寄せられたエピソードの中から、「エレベーターの席次」に関するもやもやを紹介しながら、All About ビジネスマナー ガイドの美月あきこが解説します。 エレベーターにも上座、下座があるとは知らず…… All About編集部が実施した「ビジネスマナーに関するアンケート」では、エレベーターでの席次について、困ったという声が寄せられました。 “ 「海外で働いた経験が長く、日本で働いてから会食で上座下座の場所をよく把握しておらず、上司に怒られたことがとても恥ずかしかった。また、エレベーターにも上座下座があるのも知らず、恥ずかしかったです」(20代女性/愛知県) 「新人社員の頃、上司や外部の取引先の方々を差し置いて真っ先にエレベーターに乗ってしまったことがあります。エレベーターの乗車順や乗る位置にまでマナーがあるとは知らなかったし、研修でもそこは習わなかったです」(40代女性/青森県) 「エレベーターの上座下座は必要あるのかどうかは、かなり疑問に感じました。誰がどの階で降りるか把握していても乗り降りする時邪魔になりそうだし、面倒に感じる」(20代女性/愛知県) ” 「さりげない気配り」が空気を和らげる エレベーターは短時間の移動空間であると同時に、「公共の場」でもあります。同行する上司やお客さまへの配慮はもちろん、居合わせた他者への思いやりも求められます。 まず知っておきたいのは、エレベーターにも「席次」があるということ。出入口から遠い奥が上座、操作盤の前が下座とされており、上司やお客さまには奥のスペースを案内するのが基本マナーです。自分が操作盤の前に立った場合は、目的階を押すだけでなく、周囲の人にも「何階ですか?」と声をかけ、代わりに押して差し上げましょう。ちょっとしたやりとりが、無言で張りつめた空気を和らげてくれるからです。 乗る順番にもさりげない気配りが求められます。すでに誰かが乗っている場合は、「開」ボタンを押したり、扉を押さえたりしながら、上司やお客さまを「お先にどうぞ」と案内し、自分は最後に乗るのが基本。一方で、無人のエレベーターなら、自分が先に乗り込み「開」ボタンを押して上司やお客さまを迎えましょう。「どうぞ奥へお進みください」とひと言添えると、よりスマートな所作になります。 混雑時や急いでいる場面では、マナー通りに動けないこともあります。(略) ※全文はソースで。…