
転載元: ネギうどん ★ 2025/09/02(火) 11:40:36.77 ID:RlPWjjVg9 来年のWBCはテレビでは見られない!? 時ならぬ発表が、野球ファンを中心に波紋を呼んでいる──。 (略) かつては夜ともなれば、父親がチャンネルを合わせるナイター中継を見ながら一家で食卓を囲む、というのがごく一般的な日本のお茶の間の風景だった。そこで自然と野球に触れ、興味を持ち始めて自らもプレーするようになったというプロ野球選手は少なくない。ところが近年では地上波のナイター中継は全国規模でいえばまったく数字が取れなくなり、放送自体が激減。子供たちが「自然と野球に触れる」機会は、以前と比べれば少なくなっている。 そんな時代にあって、WBCはいわば“救世主”となった。地上波放送でいえば日本が優勝した第1回大会、連覇を達成した2009年の第2回大会では、いずれも最高で40%を超える番組平均世帯視聴率を記録。今や現役選手に野球を始めた理由を聞くと「WBCを見て感動したから」と答える選手も多くなった。 前回、2023年の大会には山本由伸(当時オリックス、現ドジャース)、村上宗隆(ヤクルト)といったNPBのトップスターのみならず、大谷やダルビッシュ有(パドレス)などのメジャーリーガーも日本代表「侍ジャパン」に集結。テレビのワイドショーでは連日のようにWBCの話題が取り上げられ、地上波放送の視聴率は東京ドームでの1次ラウンドおよび準々決勝の計5試合だけでなく、米国本土で行われた準決勝、日本がアメリカを破って世界一に輝いた決勝戦まですべて40%を超えるなど、日本中で「WBC狂騒曲」が巻き起こった。 この2023年、侍ジャパンの王座奪還から間を置かずしてシーズン開幕を迎えたNPBは、セ・パ12球団合計で2507万169人(1試合平均2万9219人)の観客を動員。新型コロナウイルス感染拡大の影響による入場制限がなくなった前年と比べて19%増、コロナ禍前の2019年の約8割程度まで回復を見せた。当時「客層が変わった。WBCのおかげか、これまでは球場に来なかった人たちが来るようになった」と話していたのは某球団の営業担当者。それまで野球に対して決して熱心とは言えなかった「ライト層」、あるいはほとんど興味がなかった「無関心層」までが、WBCを契機として球場に足を運ぶようになったというわけだ。 その後も2024年に史上最多の2668万1715人(1試合平均3万1098人)、2025年は前半戦で1試合平均3万1132人の観客を集めるなど、プロ野球人気は右肩上がりに見える。来年のWBCがネットフリックスによる独占配信になっても、根っからの野球好きや前回のWBCなどを機にライト層や無関心層から「ヘビー層」に転じたファンは、新たに加入してでも中継を見ることだろう。だが地上波放送がなくなれば、前回のようにWBCが話題になっているからとライト層や無関心層が気軽にチャンネルを合わせることはできなくなる。根っからのファンであったとしても、たとえば高齢者などにはアカウント作成や支払い方法といった視聴環境の設定はハードルが低いとは言えない。 続きはソースで…