1: ネギうどん ★ Srxf3XeF9 2025-08-21 10:49:26 6月に公開された映画「国宝」の勢いが止まりません。 公開された直後から、そのストーリーや映像、そして演技の素晴らしさがクチコミで話題となり、4週連続で興行収入が土日前週比超えという異例の右肩上がりの盛り上がりを見せていましたが、ついに今週興行収入が100億円を超えたことが発表されました。 (略) 実は、映画「国宝」はこれまでの日本の実写映画業界で「常識」とされてきたことに、真正面から挑戦することを選択しているのです。 映画「国宝」が挑んだ「常識」の代表が下記の3つです。 ■実写映画の制作費は10億円が限界 ■3時間を超える映画はヒットしない ■テレビ局主導でないとヒットしない 1つずつご紹介しましょう。 ■実写映画の制作費は10億円が限界 今回の映画「国宝」の制作費は12億円であったと報道されています。 これだけの予算をかけたからこそ、俳優陣は長期間にわたり歌舞伎の練習に打ち込むことができ、セットや美術などにも費用をかけることができ、あの素晴らしい映像美を生み出すことができているわけです。 しかし、一般的に日本の実写映画の制作費は3〜4億円が一般的で、大作であっても10億円が限界だと言われています。 なぜなら日本の実写映画はヒットしても30億円ぐらいの興行収入になることが多く、宣伝費等も踏まえるとそれ以上の制作費をかけてしまうと、ヒットしても利益が出ず赤字になってしまうリスクが大きくなってしまうからです。 特に今回の映画「国宝」が舞台としている歌舞伎のようなニッチなテーマの映画では、普通に考えると今回のような大ヒットを狙うのは難しいため、一般的な映画会社では10億円を投資する判断はまずできないだろうというのが、複数の映画業界関係者の意見でした。 では、なぜ映画「国宝」の制作チームは12億円もの費用を投下する判断ができたのか。 映画「国宝」の企画・プロデュースを行ったミリアゴンスタジオの村田千恵子さんのインタビューに、そのヒントがあります。 それは「(ミリアゴンスタジオは)日本でしか受けない作品はあまり考えていない」という発言です。 つまり、映画「国宝」は最初から日本だけでなく海外の映画市場を意識して製作された作品で、だからこそ歌舞伎という一見ニッチにみえるテーマの作品に、10億を超える投資をする判断ができたと言えるでしょう。 続きはソースで…